2010年04月21日

危ないオール電化?

P1230073.JPGオール電化住宅が徐々に増えており、
これの現象は、いい事ばかりを広報している
テレビCMの影響力かなと感じています。

さらに、電力会社が建築業界に奨励金のようなものを
支払ってまで普及を進めている成果かもしれません。

電力会社は、ハウスメーカー、工務店、建築設計事務所など
施主に提案できる立場の業者を抱き込もうとしています。
販売店にもIH調理器具とエコキュートのセット販売で
販売利益のほかに25000円の報奨金がもらえるシステムがあるようです。

公共事業として公的支援を受け電気料金を徴収した中から
そのような奨励金を出すこと自体が公益事業として
まともな営業活動ではないとしてガス事業者が陳情したそうですが、
経済産業省資源エネルギー庁は、まともな行為ですと回答したそうです。

本当に利用者に有利なものならそんなことしなくても
普及するのではと思うのですが・・・?

上記の件は写真の本に書いてありました。

電気製品には電磁波被害のリスクがあるので
WHO(世界保健機構)が対策案として公表した
予防原則という考え方で対処していきたいと考えます。

予防原則とは人体や環境に重大かつ不可逆的な影響を及ぼす仮説上の
恐れがある場合、科学的に因果関係が十分証明されない状況でも、
規制措置を可能にする制度や考え方のことです。

日本の政府にはこの考え方はありません。
被害者が大勢出て因果関係が裁判などで認めざるを得なくなってから
規制や禁止を検討するといった状況です。
薬害やアスベスト被害と同じように電磁波被害も扱われていくのではと思います。

電磁波も従来の健康被害と同様に、安全であると証明されることも
健康被害との因果関係が証明されることもないまま、
世界的に被害者が発生しているのが事実です。
日本でも被害者は発生しており、東京の北里病院では
2002年から電磁波外来を設置しています。

このような中で、リスクのあるIH調理器や太陽光発電を採用する場合は
万が一の対策も用意しておくことがリスクヘッジになります。
そのためにはこの本はある程度参考になると思いました。

対策の一部を紹介すると、
IH調理器は電気会社のショールームなどで実際に使用して体調の変化を確認しておく。
太陽光発電の運転中の建物で数時間滞在して体調の変化を確認しておく。
IH調理器をガスに変更できるようにガス配管を施工しておく。
太陽光発電のパネルと居室の位置関係、パワーコンディショナーの
設置位置を慎重に計画する。

こういったことを検討した上でのオール電化であれば、
納得の上で採用できるのではと思います。

財団法人家電製品協会は、2003年にIH調理器具をはじめとした家電製品から
発せられる電磁波を測定し報告書を作りましたが、なぜか公表されませんでした。

その後、消費者グループがその報告書を入手し、
建築専門誌で2年後にやっと発表したそうです。

しかし、その報告書ではIH調理器の立ち位置である前面10cmの測定値は記載されず、
30cm離れた位置の測定値なので、その測定値を10cm位置に換算すると
100mGを超えるものが6台、最も低いもので約50mGだったそうです。
スウェーデンやアメリカは2mG以上は被爆しないように政府が規制しています。

なお、IH調理器の説明書には0.1とか0.3のように
単位をG(ガウス)で記載しているものがあるようですが、
ミリガウスに換算するには1000倍します。
そして、この電磁波が機器からどの程度離れた場合の強度なのかも
確認する必要があります。

危ないオール電化住宅―健康影響と環境性を考える (プロブレムQ&A)
posted by DIY建築士 at 07:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 電磁波を避ける暮らし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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