実際に室温が何度程度で居住者がどう感じているのか
自分自身で観察してみました。
まず、高気密高断熱の建物の室温の変化を記録してみました。
7/23(晴れ)のリビング室温と外気温の関係、
そして私のとった行動を記録しました。
5:30 室温25.2℃ 外気温17.8℃ 早起きしたので全館の窓を開けて室温を下げる。
6:30 室温22.4℃ 外気温17.9℃ PCデスクで涼しいので長袖シャツとジーンズ。
7:30 室温21.9℃ 外気温18.7℃ 外気温が上がってきたので全館の窓を閉める。
8:30 室温23.7℃ 外気温21.8℃ 室内は暑くなく、扇風機も必要なし。
9:30 室温24.4℃ 外気温23.3℃ 涼しさを感じないので短パンとTシャツに着替える。
10:30 室温25.2℃ 外気温25.3℃ 扇風機は必要ないと感じる。
11:30 室温26.0℃ 外気温26.7℃ 扇風機を使いたいとはまだ感じない。
12:30 室温26.7℃ 外気温27.8℃ 昼食中に扇風機を回したくなり運転開始。
13:30 室温27.2℃ 外気温27.7℃ 昼食後は扇風機を弱で首振り運転。
14:30 室温27.6℃ 外気温27.8℃ 扇風機が回っていれば暑さは感じない。
15:30 室温28.0℃ 外気温27.1℃ 外気温が室温以下に低下したので窓を開ける。
16:30 室温28.0℃ 外気温26.3℃
17:30 室温27.9℃ 外気温25.4℃
ここから3時間は家族が帰宅のため記録をとり忘れる。
21:30 室温26.5℃ 外気温22.4℃ 窓からの風が冷たく感じる。扇風機止める。
この間の湿度は朝に窓を開ける前が66%で、窓を開けると2時間で83%まで
上昇しますが7:30に窓を閉めると夕方窓を開けるまでに62%に低下、
その後は外気を入れても湿度は上昇しませんでした。
上記のような室内環境であれば扇風機があればなんとか快適に暮らせるようです。
リビングの温度変化はこんな感じで、この日の室温の最高最低の差は約6℃でした。
やはり建物の熱容量が影響し、いったん室温が上がると下げるのにも時間がかかります。
この日は室内で暑さを感じませんでしたが、
この翌日は外気温が29.3℃まで上がりリビング室温は29℃近くまで上がりました。
そうなると、急激に不快指数が上がります。
さらに問題なのは2階の室温で30℃を超えています。
ですから夕方から角型扇風機を寝室の窓において外気を送り込んでいます。
夜は外気が20℃程度なのでエアコンの冷気が部屋に入ってくる感じです。
それでも建物が蓄熱している感じで室温は30℃を切るのがやっとです。
やはり建物が熱を放射しているようで、熱容量の小さい空気だけを短時間入れ替えても
室温は簡単には下がりません。
寝るときまでに室温が十分に下がらないので対策を考えました。(次回に続く)
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