9月になってから不思議に感じていましたが、
秋になって水道水が冷たく感じるはずなのに温かく感じます。
これは食器の洗い物をしていて感じました。
さらに米研ぎでも感じました。
例年は水が冷たくなると米を研ぐのに手が辛いので
夏限定で「普通洗米」の米を使用してそれ以外の季節は「無洗米」を使い
冷たい水で米研ぎをしないで済むようにしていました。
ところが、今年は気温が下がり涼しい季節になったのに水道水が温かく感じます。
井戸水なら当然だと思うのですが・・・。
放射温度計で測定してみると、室温が19.8℃で水温が20.6℃です。
室温より水道水の水温が少しでも高ければ、温かいと感じるようです。
試しに外に出てバケツにたまった水に手を入れたら冷たいです。
米を研ぐ気にならないほど冷たいです。気温水温ともに14.3℃でした。
水道水の温度が高いのは本管の埋設深度の地中部分が
今年の夏は例年以上に蓄熱したのかもしれません。
この温かさは例年にはなかった現象に感じます。
今年の夏だけ特別暑かったのか、これからもこうなるのかは判りません。
今の季節の水道水の水温に限って考えれば都合の悪いことではありません。
キッチンで給湯ボイラーを使う時期が少しでも先延ばしになれば省エネです。
ボイラーを使うことなっても水道水温が高ければ燃費がいいはずです。
今後どんどん寒くなるので、水道水の温度がどうなるか?
定期的に測定したいと思います。
(備考)
寒冷地の住宅の場合、通常は水道管に凍結防止ヒーターを設置しているので
それを作動させると水道水が温かくなることがありますが、わが家の設計では
凍結防止ヒーターは必要なく設置していないので、これが原因となる可能性はありません。
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