2010年10月06日

あぶないアルミニウム

あぶないアルミニウム―もう始まっているアルミニウムの脳内蓄積
この本を読んでだいぶわかってきました。
この本はもう書店での扱いがないようで、中古でしか手に入りません。

以前にアルミニウムがアルツハイマー型痴呆症の原因になるらしい
ということが報道されましたが、いつのまにか取上げられなくなって、
アルミの調理器具が今までどおり店頭で販売されるように感じていました。

以前話題になったときは、朝日新聞に危険性の記事が掲載され
アルミ業界はその記事に対してさまざまな抗議行動を起こした後に、
今度は広告主(スポンサー)となって平成9年に「安全宣言」のような
意見広告を朝日新聞に大々的に掲載して、根拠のはっきりしない説明で
「アルミ製調理器具を安心してお使いください。」と広告を出したようです。
これで沈静化に成功したのでしょうか?

その後は新聞や雑誌だけでなく単行本の書籍に対しても
検閲まがいのことをして内容次第で出版社に抗議・質問状・面会の
要求などを続けているそうです。
牛乳の健康リスク報告などに対して乳業業界がしていることと同じです。

知りたいことは、アルミニウムが体内に入った場合にリスクがあるのかどうか
ということでしたが、やっぱり危ないんだということがはっきり判りました。

アメリカでは1970年代の透析患者へ腎不全に併発する病気への対処として
水酸化アルミニウムを投与していたら急性痴呆を起こして死亡したことから
調査が始まり、脳にアルミニウムの蓄積が異常に多く認められたようです。

その後解明が進み、1992年に透析患者へのアルミ製剤の投与が禁止されました。
そして透析液の原液を薄める水道水にもアルミニウムが含まれていることが
判り、取り除いた水を使うようになって以来、透析痴呆という病気は
なくなったとのこと。
透析痴呆は別名「アルミニウム脳症」だそうです。

これだけでもアルミニウムを体内に取り込んだ場合の危険性がわかります。
しかし、現在でも日本では口から飲み込むアルミニウム製剤が
胃薬(制酸剤)として自由に販売されています。

この書籍には、アルミ製の鍋でどのような食品を調理するとどのくらいの
アルミニウムが溶け出すかとか、食品中のアルミニウム含有量、
水道水のアルミニウム含有量など、さまざまな面からのアルミニウムの
成分調査が記載されていました。

調理器具からのアルミニウム溶出に関する研究を行った東大工学部材料科の
教授は研究後に自宅のアルミ製調理器具を全部捨てたそうです。

試験結果はというと、
アルミ鍋でお湯を沸かすだけなら30分沸騰させても0.75ppm。
0.75ppmはまだましだそうで、酢や食塩を追加すると300倍以上も
溶け出したようです。
トマトを使った料理ならこの状態だと思います。

厚生省の水道水質基準は0.2ppmですが、これは目標値であり
厳守する必要がないので、浄水場でろ過のために多量の
硫酸アルミニウムを使用しているところがあるとのことです。

調理器具でなくても、缶飲料のアルミ缶では調査したすべての飲料が
厚生省の水道水質基準である0.2ppmを超えていたようです。
水道水を使用していれば当然のような気もします。
なかでも、最高値を記録したのは炭酸入り果汁飲料の2.4ppmとのこと。

驚いたのがアルミホイル皿のカップケーキで桁違いのアルミが溶け出すこと。
アメリカで生活して帰国した人は常識的にホイル焼きなどはしなくなるそうです。

この本を読んだことで将来の痴呆症に対するリスクを
かなり減らせる自信がつきました。
一度読むことをお勧めします。

わが家で使っているポット型浄水器のブリタですが、
ドイツ製のためか日本では水質基準で遵守義務のないアルミニウムも
除去するそうです。
このことがこの書籍に出ていたのでちょっとだけ安心しました。
posted by DIY建築士 at 18:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 病気にならない生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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