2010年12月23日

太陽光発電の製品トラブル

太陽光発電システムはメンテナンスフリーというイメージがありますが
実際の施工例から推測するとメンテナンスフリーはいえないようです。

ここ数年、太陽光発電の普及が大きく進んでいますが、
それにともないトラブルも増えています。

以下の調査データは太陽光発電所ネットワーク(PV-NET)に所属するユーザーで、
運転開始から5年間以上の月間発電量の記録が残っている約260件のユーザーを
対象にしたものです。
何らかの不具合で交換・修理をしたモジュールが14%で、
同じくパワーコンディショナーの交換が17%だそうです。
不具合の原因については様々ですが、トラブル発生率の高さが問題です。
取り付けたことが原因となる屋根や建物のトラブルではなく、
製品自体のトラブルだけでこの数字です。

トラブルの発見は、ユーザーが機器のエラー表示や発電量の不足に気付く場合と
メーカーの自主的なリコールによる場合がありますが、
いずれの場合も保障期間中はメーカーが無償で交換修理を行うため、
きちんと対応してくれれば実質的にユーザーの費用負担は発生しません。
大きな問題となるのは、一般的な保障期間である10年が終わった後です。

ですから、設置している方また予定している方は、保障期間が残っているうちに
不具合に気づくための定期点検(発電量のチェックなど)が欠かせないことになり
これこそが重要なメンテナンスといえます。

保障期間の終了後に不具合の対応を行うことになってしまうと
大きな費用負担の可能性が高くなるので、
発電による利益で設備の元を取るまでの道のりは
設置時の見積もりよりもかなり遠くなるのではと考えます。
posted by DIY建築士 at 15:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 維持管理のDIYや工夫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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