2012年04月11日

フィリピンの空港で何それ?

フィリピンの国内空港の荷物検査所にて
X線検査で缶入り飲料が引っかかり中を見せろと言われました。

検査官 「Beer?」
奥さんは、酎ハイをビールと答えたらしい。
スーツケースの中には缶飲料のフルーツ酎ハイが2本とジュース4本。

どうやら、ビールはいけないと言っているのです。
でも、検査官は1本ずつを衣服などで包んで保護するように説明をします。
いけないはずの缶飲料を1本づつ衣服で包む説明は親切なの?
いけないけど没収せず見逃すそぶりを見せるのは親切なの?

そのときに、別の若い真面目そうな検査官は
「ビールと言ってはいけないよ。」とアドバイスをくれたのでした。

登場人物
ボス :軍服を着て椅子に座り検査機器のモニタをチェックしている検査官
営業 :青い地味な上下の制服を着た小太りで愛想のよさを演出している検査官
手伝い:若い真面目そうな警察っぽい制服を着た検査官

営業は日本人とわかると「シャチョー」とかいって握手を求めてくる。
仕事中の公務員としてこの愛想のよさは、怪しい。

これは、偽装(たぶん)の賄賂要求でこずかいを稼ぐ公務員たちなのでした。

スーツケースをしまい終えると、営業が軍服の彼にあいさつしろと言うのです。
X線のモニター前に座っている軍服のボスらしき検査員に。

とりあえず、怖い顔をしているボスに近寄ると、
早口アンド小声でなんか言いました。怖い顔のまま。
「○×△※、○×△※」
えっ? 何言ってるかわからない。何語だ?
聞き直すと、「彼に施しを与えろ」と言っている。(どうも英語のよう)
えっ、なに! 金品の要求なの! 

今までなら、ここで徹底的に拒否するか
大きめの声でWHY?を連発してやるかでしたが・・・。

どうしようか考えていると、軍事情報に詳しくなった息子が、
「あの人の肩章は軍曹だよ。初めて見たよ」といっています。

ここで騒いでも、きっと来るのは彼の部下たちです。
アジアの旅に詳しい人の本によると、
フィリピンはカンボジア、インド、中国よりも危険度が高いと書いてあり
その本の中では危険度マックスの五つ星でした。

そういえば、以前家族でフィリピンのリゾート島に上陸するときには
送迎のボートにライフル銃を持った兵士が乗り込んでくれて
外国人誘拐団からの護衛をしてもらった記憶が・・・。
息子はいっしょに写真を撮らせてもらいかなり喜んでいたような。

今回のこの場で思いつく行動の選択枝は、

1 なぜビールがだめなのか文書による説明を要求する
2 ビールではないと言い張る
3 2本くらい差し出す(でも、もうケース閉じちゃったし)
4 それでもだめと言うなら缶飲料を全部放棄する
5 あっさり金を渡す(でもいくら?)
  How much do you want? なんて聞くわけにもいかない。

これらを考えながら、かつ到着地での飲料の再取得価格を
計算すると、ん〜、外国人旅行者価格になるからたぶん1000円くらいかな。
それ以下なら渡して済ませるかという考えが浮上。

家族を面倒に巻き込むリスクを考えて、
ここは現金を渡すという判断にしました。

両替した現金を持っている奥さんに「ママ、ひゃくを1枚出して」
「え〜、払うの〜?」
奥さんはどこかの国で徹底的に拒否したことがあるらしいので
拒絶反応を示していましたが・・・・。

「ひゃくなら大したことないから。いいから出して。」

ということで、100ペソ紙幣をたたんで営業の手の甲に触れると
それはそれは素早いマジシャンのような動きで彼の手の中に消えました。
一応、見られたくない場面なのねというのがよくわかります。

これで荷物検査から解放されたのでした。
こういうのはフィリピンでは普通のことなのでしょうか?

100ペソは日本円に換算すると現在200円くらいです。
それが少なかったのか多かったのかのは不明なままです。
ホテルのミニバー(冷蔵庫)はコーラが1本110ペソでした。

今回の学習
フィリピンの荷物検査ではスーツケースの中の
缶飲料を何かと聞かれた場合、ビールと言ってはいけない。
(ビールは荷物に入れない。)
posted by DIY建築士 at 10:22| Comment(0) | TrackBack(0) | ときどき旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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