2013年08月18日

エアコン1台で全館冷房

先日設置したエアコンはネット通販で購入した比較的安価な製品です。
100V電源で冷房能力2.8kwの日立の白くまくんというモデルで
メーカー表示では冷房能力の目安が木造和室で8畳、鉄筋洋室で12畳です。

冷房の目的はリビングキッチンだけでしたが、高気密高断熱の住宅なので
2階廊下への設置で全館冷房できるかもという期待もありました。

結果的には全館冷房が可能でした。

IR_0026.jpg右の画像は熱画像カメラによる画像です。
外気温の高い時間帯(午後1時)で
運転開始1時間後の状態です。

測定範囲内の最高温度が2階壁面の28℃で
最低温度がエアコンの吹き出し口の10℃です。
エアコンの設定温度は24℃、風量は5段階の3です。

IR_0032.jpg1階の冷え具合は十分快適であり
熱画像を確認してみるとパソコンデスク周辺で
全体的に24℃前後になっています。
パソコンモニターと息子が
熱源になっているのがわかります。


エアコン運転後10分もすれば1階のリビングは
ゆっくりと涼しくなってきます。全館開放なので即効性はありません。
1階は階段からリビング、キッチン、玄関まで仕切りがなく連続しているため
容積が大きく一気に涼しくすることはできません。

エアコンを設置した場所がリビング階段を上った2階の廊下なので
冷気が階段からリビングに流れ込むことは想定どおりでした。

IR_0024.jpgですから階段が最も冷えているのは
予想通りでしたが2階全体にも冷気が流れており、
エアコンから最も遠い部屋のドアを開放しておくと
その部屋もそこそこに快適になっていました。
エアコンから最も離れたドアの温度を確認したら
表面温度が24℃になっていました。

温度以外のもう一つの大きな要素は除湿効果です。
エアコン運転前は70%以上あった湿度が数時間で50%台に下がっていきます。
7時間後に41%まで下がったこともありました。
この除湿能力は住宅の気密性能で大きく変わります。

湿気がなくなるので空気がサラサラでとても爽やかです。
なおリビングの扇風機は最弱の風量で運転しています。

気密性能を表す隙間相当面積(C値)が0.4cu/u以下であれば
100V電源のエアコン1台で全館冷房ができるようです。
ただし、このエアコン1台で冬も快適に暮らすことは
寒冷地では実験するまでもなく不可能です。
posted by DIY建築士 at 15:20| Comment(0) | TrackBack(0) | DIYでエアコン設置 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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