2013年10月08日

地震保険は見舞金特約と理解

地震保険について検索していると、築10年以上過ぎた住宅では
もはや不要であると判断するに足りる情報がいろいろと出てきました。

(AERA 2011.4.4.)
地震保険は全損でも現在の時価ベース(再建築価格ではない)の50%が
保険金上限です。傾いただけなら大半は「半損」や「一部損」。
前者は上限50%の保険金の更に半分、後者ならその5%です。
地盤液状化で、地震保険は頼りになりません。

(inswatch 2011.4.11.号)
日本損害保険協会の常務理事による投稿文です。

「地震保険という保険について、改めて考えてみた。
通常、地震保険は、家と家財の損害について保険金を支払う保険であると説明される。
そして、あまりにも大きなリスクであるため…
火災保険の保険金額の一定割合(最大50%)までしか
保険を提供できないと理解されている。
地震保険を物保険に位置づける限り、これは正しい説明なのだが、
本当は、この保険は、物保険ではなく費用保険と考えるべきなのだ。
地震保険法では『地震等による被災者の生活の安定に寄与することを目的とする』と
されており、家の建て替えや家財の再購入のための保険とは記していない。
地震によって、人々は家や家財を失うが、併せて、家族を亡くし、失業し、
今回の津波では多くが自動車を失った。
このような状態から少しでも早く生活を安定させるための当座の資金を
賄うことこそが地震保険の本来の役割なのである。
…そもそも地震に伴う生活安定資金こそが『保険の目的』であるからである。
…(そういう)構造になっていると理解すべきなのである。」 (ここまでが投稿文)

要するに、地震保険は再建築の役に立たない保険であり、
生活支援目的の見舞金特約の役割です。

それを再建築資金となる保険金が支払われると思っていたなら、
理解せずに保険料を払い続けた契約者の勘違いということです。

私も十分な理解がないまま、この特約みたいな地震保険に
15年分で36万円も支払ってきましたが次回の継続契約はしないことにしました。

新築後すぐに地震で全損すれば地震保険の加入に意味が見いだせますが
現在の新築住宅が地震で全損になるには相当な手抜き工事が必要です。
中途半端な手抜きではおそらく半壊程度で収まってしまいます。

築10年程度経てば、雨漏りによる腐朽やシロアリ被害で
木構造部分の強度が落ちた場合に半壊や全壊の可能性が大きくなりますが、
その時の保険金が時価で計算されるのであれば驚くほど小さい金額になるはずです。
そして築20年での時価では・・・?
posted by DIY建築士 at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | DIYで災害に対する備え | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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