2013年10月10日

雨漏りは施工不良

雨漏りする建物は種類に関わらず多く、
大規模な駅でも学校などの施設でも起きています。
原因は施工不良だけでなく設計に原因がある場合もあります。

公共施設や商業ビルなどはある程度の対策が実施されますが
住宅の場合は所有者に専門知識がない上に、直ちに危険な状況は起きないため、
原因の判断や対処が工務店や住宅メーカー任せとなってしまい、
応急処置的な修理を繰り返すなどで、緊急性や重大性を認識しないままに
年月が過ぎていくケースが多いと思います。

よくあるパターンは大雨などで雨漏りが大きくなったときに呼ばれた工務店が
その場しのぎの改修(ほぼコーキング)で終わらせて、再発が続くケースです。

こういった場合は根本的な原因を取り除いていないので直りません。
むしろ、コーキングなどで表面的かつ一時的な対策をすることで
問題を先送りして被害を拡大させることになります。

原因を特定することなく表面的に直したとするケースは一般的かもしれません。
原因の特定には再現調査を行ったりある程度の取り外しや分解などで
時間やコストがかかるからです。

住宅の場合、一般的にはコーキングという防水処理は
化粧仕上げ的な目的で施工されるものであり
原則的にはコーキングなしの状態で防水できていなければいけません。

ですから住宅で雨漏りが確認された場合は徹底的に原因を探して
根本的な改修をしなければなりません。

雨漏りは原因の特定ができない限り解決できません。
「たぶん、おそらく、ここらへん」という言葉は原因を未確認ということ。
「これで様子を見てください。」
こういった対処は原因を放置したままの対処ということです。

ここが原因でしたという場所を見つけて、写真で記録を残してからが雨漏り修理です。

修理後はその場で散水テストを行って、漏れが解決したことを
確認した上で雨漏り修理の終了なのです。

P1180665.JPG目に見えているのは濡れる被害や染みた跡だけですが
見えないところでは、シロアリの誘因やカビの健康被害、
最終的には木部の腐朽による耐震性の劣化となり
生命と財産にかかわる大きな問題を抱えています。

原因の調査解明が難しいケースも多々あるため
雨漏りの原因調査と修理の専門会社もあります。
posted by DIY建築士 at 08:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 施工不良に注意! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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