2013年12月05日

デッキ改修 ほぼ完成

P1170990.JPG外壁のリコール工事に伴い、足場を設置する都合で
ウッドデッキは分解(ほぼ撤去)されていました。
今年の夏はデッキで過ごせる日も全くなく
足場とガラス養生で窓も開けられませんでした。

床板と根太の解体後はこんな感じで
住宅の一部が無いような感じ。
リビングからデッキが見えないことに違和感がありました。

P1190513.JPGそのデッキがやっと復旧しました。

復旧にあたっては下記の変更を実施。
1.床板の全面交換
2.根太の一部交換(10本のみ新材)
3.手すりを付けない
4.ステンレスのビスで固定
5.従来型の木材防腐塗料を使わない

床板は腐朽部分を交換しながら維持してきましたが
13年経過しているため全体的に傷んでおり、その床板の再利用は
取り外しの時点で困難なためやめました。
当初の床板は釘による固定であったため釘抜きで1本ずつの作業となり
傷みかけている床材ではこの作業で破損してしまいます。
よって新しい材料の費用は発生しますが、これを機会に全面交換しました。

P1190486.JPG根太部分も同様ですが、ほとんどの根太は
床板との接触面はかなり傷んでいるものの
上下を反転させれば床板の固定面は健全で
ビスが効くのでほぼ再利用しました。

手すりについては、子供が成長したので心配不要となり
潔く撤去ということでシンプルにしてみました。
デザイン的にスッキリして満足。雪下ろしもしやすそう。
万が一落ちても落差は2m程度です。

ステンレスのビス(コーススレッド)はメンテナンス性のためです。
釘打ちによる固定は部分的な交換などメンテナンスに苦労します。

木材の防腐処理については、従来の石油系溶剤使用の防腐塗料を
使わない方法を5年ほど前から考えていました。
キシラデコールは作業中もその後もしばらくは臭いが不快で
数年おきに施工したものの耐久性も満足できるものではありませんでした。
自然系のオスモなどは面積が大きいと高額な上、耐久性の面からも検討対象外。

数年前に建築建材展で知ることとなったのが、
今回採用したホウ酸系の木材保護処理剤です。

これは革命的な処理剤で木材が腐らなくなるそうです。
米国ではすでに防腐とシロアリ対策に標準的に使用されており、
日本国内でも木造文化財に使用されています。
ただし住宅業界ではまだまだ知られていません。
この処理方法は工務店も大工さんも知りませんでした。
これが普及すると従来型の製品は駆逐されます。

この処理剤をホウ酸の粉末からDIYで製造できるセットが
手に入るようになったので自宅のデッキに使いました。
(水溶液化された製品はとても高額です。)

結果的には、臭いもなく安全で、耐久性も十分に期待でき
しかも施工が楽な上、圧倒的にローコストな木材防腐処理です。

今後の木材防腐処理はすべてこれで処理します。
posted by DIY建築士 at 16:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 革命的な木材防腐処理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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