2014年08月06日

浄化槽の法定検査?

合併浄化槽を設置すると法定検査を受けることになっています。
設置数か月後の初期検査(第7条検査)と毎年1回の定期検査(11条検査)です。

浄化槽管理業者の行う保守点検は、浄化槽の点検、調整などの「維持管理」です。
法定検査の11条検査ではそれらの保守点検や清掃(汚水のくみ取り等)の作業が
「適正に実施されているかを判定する検査」ということになっています。

年に数回の定期的な保守点検を浄化槽管理業者が行っている時点で
維持管理されているのであり、それが適正であるかどうかは
浄化槽管理事業者に照会することで確認が可能なはずです。

浄化槽法に基づく国家資格を取得した浄化槽管理士が保守点検しているのに
その資格者の作業結果を適正か確認するというシステムに矛盾があります。
それも浄化槽設置者にその費用を負担させるとは?

そもそも浄化槽管理士が不適正な浄化槽を適正であると報告を行う動機がありません。
設置者(使用者)が臭いなどで気づくのでクレームになるからです。

反対に適正な状態なのに部品交換や清掃が必要などと不正な点検結果をもとに
不要や過大な修理費用を請求する可能性であれば考えられます。
いずれの場合も不適正な浄化槽が放置されることにはなりません。

浄化槽管理業者と維持管理契約を行っていない浄化槽に対してのみ、
この法定点検は有効であり、設置後に浄化槽管理業者が点検している場合は
不要なだけでなく意味のないシステムではないかと考えます。

わが家の場合は、初期検査(第7条検査)は連絡があるままに受けました。
当初は浄化槽についての知識がなく、特に疑問も持ちませんでした。

P1210350.JPGしかし毎年1回という定期検査(11条検査)については、
設置後14年以上なんの連絡もなかったのに、
最近になって浄化槽協会という団体から連絡が来ました。

案内文を読むと、法律で義務付けられた検査を行うので
支障がなければ指定した予定日に行きますとのこと。

すでに定期的な保守点検を浄化槽管理業者が行っているのだから
不要ではないかと思うのが普通の感覚だと思います。

検査予定日まで時間的余裕があったのでネットで情報収集したところ、
検査は不要として拒否している例もありました。
この法定検査では通常の検査項目にないBODの測定があるようなので
今回は採取方法などを知るために受けてみることにしました。(つづく)

BODとは生物化学的酸素要求量(Biochemical oxygen demand)で
一般的な水質指標のひとつです。
水中の有機物などの量をその酸化分解のために微生物が必要とする酸素量で
表したもので通常 mg/L と略され、BODの値が大きいほど水質は悪いとされます。

この測定には採取したサンプルを一定の環境で5日間の培養をする必要があり、
サンプル水の採取には「指定採取員」という資格が必要だそうです。
posted by DIY建築士 at 17:39| Comment(0) | TrackBack(0) | DIYで浄化槽の省エネ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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