2014年08月11日

法定検査でBODなしの理由

今回の法定検査でBODの検査をしない理由について
文書による回答が浄化槽協会から届きました。

P1210358.JPG浄化槽法第七条第一項及び第十一条第一項に
規定する浄化槽の水質に関する検査の項目、
方法その他必要な事項
平成19年8月29日 環境省告示第64号
http://www.env.go.jp/hourei/add/k006.pdf

この条項ではBOD検査が必須事項です。
しかし、最後の2行に経過措置という部分がありました。
「告示の時点でBOD検査をしてなければ引き続き、当分の間行わないことができる。」

なるほど、BOD検査をせずに法定検査とする根拠が理解できました。

この経過措置が7年経過した現在も有効な状態なのかを環境省に
問い合わせており、回答待ちの状態です。
有効なのであれば、今回の11条の法定検査は要件を満たすので疑問は解消です。
今回の検査費用は銀行振り込みで支払います。

しかし期限を定めずにBOD検査をしないという経過措置を
7年も取り続けていることと、検査料金がBOD検査を行う他府県と
同額レベルなことには納得しかねます。

今回分かったのは、長野県の法定検査ではBOD検査を省くので
通常の浄化槽管理業者が3か月毎に行う水質検査と変わらないということ。

ただし検査の目的が浄化槽管理業者の管理状態が適切であるかを第三者の
指定検査機関が行う確認であり、浄化槽の適正な運用のため必要であるとしています。

しかし調べていると、民間の浄化槽管理業者がこの法定検査を代行できるように
法令を改正している?検査機関による公平な検査であることが前提だったでは?

他府県では平成18年に20人槽以下の浄化槽の法定検査(11条検査)に
新方式が導入されていました。
これまでは指定検査機関である浄化槽協会が検査を行ってきましたが、
変更後は保守点検業者の採水員が現場での検査を行い
検査項目にBODが追加されます。
(長野県なら経過措置でBOD検査をせずに済むことになります。)

新11条検査では新たに「採水員制度」を設け、浄化槽管理士のうち
11条検査に必要な知識等に関する講習を受講した者が採水を行います。

新潟県の浄化槽タウン http://4zyo.com/kaisetu/1_5_5.html

これ、長野県の場合はどうなのかは未確認ですが
どれだけ効率よく集金するシステムの構築したいのかと思ってしまう。
浄化槽法のシステム自体を浄化してほしい。

浄化槽管理業者の点検は年に4回ですが、これを年に3回の契約に変更してもらい、
同じ業者に年1回の法定点検を依頼すれば、点検回数も費用負担も
ほぼ変化なしと考えるのは私だけでしょうか?
同じ業者では法的にダメなら別の業者に依頼すれぼいいのかな。

なお、今回の法定検査の結果はすべての項目で問題はなく結果は「適正」。
ブロアポンプは間欠運転(8時間/日)で、さらにポンプを小型化しても
浄化槽の能力は十分で適正な状態を維持しています。
posted by DIY建築士 at 22:04| Comment(0) | TrackBack(0) | DIYで浄化槽の省エネ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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