2016年08月11日

エアコンの能力は過少表示

P1260316.JPG3年前にDIYで設置したエアコン、
問題なく作動しています。
エアコン1台で全館冷房できています。

エアコン1台で全館冷房(2013年08月18日)
とても快適です。ありがとう、白くまくん。

このエアコンはハイスペックなモデルではありません。
メーカー表示では個室用の低価格モデルです。

冷房能力が2.8kwの日立の白くまくんというモデルで
冷房能力の目安は木造和室で8畳、鉄筋洋室で12畳です。
これで1階2階合わせて50畳以上を冷房しています。
(ドア閉じていて暑い部屋もあり)

これは建物が高気密高断熱で気密性能を表す
隙間相当面積(C値)が0.4cu/u以下なので
実現できていると思っていましたが、最近になって
カタログの性能表示がおかしいのではと感じています。

メーカー表示での冷房能力の目安で木造和室で8畳とかは
いつの時代の木造和室なのか?設定時期が昭和ではないか?
昭和時代の住宅は隙間相当面積(C値)が10cu/u以上でした。

現在の新築住宅では高気密設計をしなくても
隙間相当面積(C値)が5cu/u以下になっています。
1cu/u以下のメーカーも増えています。

大手ハウスメーカー18社のC値ランキング(2011年)
http://www.towntv.co.jp/2009/11/cq.php

メーカーは古い木造和室に設置しても使える能力表示をしているようです。
これでは現在の新築住宅に対しては過剰性能になるので
隙間相当面積(C値)別の冷房能力目安を表示すべきと思います。

そうすれば0.4cu/u以下の住宅で冷房だけ考えるなら
冷房能力2.8kwで100V仕様のエアコン1台で50畳とも表示可能。
(ただし窓などの日射遮蔽対策は必須です。)

開放的な間取りであればリビングに設置する必要はなく
2階の廊下あたりへの設置になり、誰もいない場所なので
個別に体温をモニターしたり風向きを制御したりするような
複雑な機能も機構もセンサーも不要です。

廊下などは埃の発生が少なくフィルター清掃の
必要性が激減するため自動掃除機能も不要です。
機能が多いほど故障する部分も多くなり、その修理も高額になります。

冷房の快適性というのは温度や風よりも湿度が最も影響します。
湿度が下がるだけで十分に快適になります。
細かい調整は扇風機を併用すれば十分です。

15万円とか20万円以上の最新エアコンは実は必要なく、
5万円程度のエアコンで十分なのです。

最近のエアコンは5万円程度の製品でも省エネ性能は十分高性能です。
冷蔵庫と違い売れ筋だけが突出した省エネ性能という設計にはなっていません。
(冷蔵庫は500リットルクラスの製品だけが省エネモデルです。)

さらに、木造和室8畳用のエアコンが全力運転で50畳以上の建物を
冷房しているかと思いきや、そうではありませんでした。

運転開始後、設定温度まで下がればその後は維持するだけの
電力消費なのでとても小さな負荷の運転が続くだけです。

これは電力使用量(kWh)で確認しました。、
7月と8月(請求では8月と9月)の検針票で比較して
エアコン導入後、この3年で導入前とほぼ変化なし。
ほぼ毎日エアコン使っているのに・・・ちょっと不思議。
今年などは電力単価が下がったことで導入前より電気代が安くなってます。

このように驚くほど省エネであり運転負荷が小さいということは
冷房能力にまだまだ余裕があるということです。

迷ったら安いエアコンを採用してOKです。
単機能レンジ同様に単機能エアコンで十分です。

なお、暖房もエアコンだけで計画する場合は全館を1台では無理です。
最低でも1階か床下に1台(暖房用)、2階に1台(冷房用)必要です。
(設計施工が高断熱高気密であることが前提です。)
posted by DIY建築士 at 07:48| Comment(0) | TrackBack(0) | DIYでエアコン設置 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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