2016年11月16日

貯湯タンク多数転倒

P1260918.JPG国民生活センターの資料からエコキュート設置に係る
施工ミスや手抜き工事が予想外に多いことが発覚。

給湯器の転倒事例のうち設置した時期が分かった
55件の設置年数を見ると、東日本大震災が発生した
後に設置したと思われる5年以内のものが約半数を
占めていたようです。
最も短いものは熊本地震の2カ月前の設置工事で転倒。

これは熊本地震の被災者からの相談例として発表されました。
なぜ相談されるかというと、事業者が転倒に至った落ち度を認めず
交換設置工事の全額を請求してくる例が多いからです。

貯湯型給湯器は東日本大震災でバタバタ倒れたので、
その後に建築基準法(告示1447号)が2013年に改正されています。
これで転倒事故は激減すると思っていましたが、甘かったようです。

給湯器設置に建築基準法(2012年09月24日)

建築基準法(告示1447号) 日本ガス石油機器工業会

目立った施工ミスのパターンを見てみると、
1. 貯湯タンク用の基礎がない・基礎が薄い・地面に固定されてない
2. アンカーボルトがない・1本しかない・位置が違う
3. アンカーボルトのサイズが違う(M12指定がそれ未満のサイズ)

これはミスではなく知識不足でもなく、故意ですね。
設置工事の手抜きでどのくらい経費が抜けるんでしょう?
こういうことしないと利益が出ない業界なのか?

それにしても、設置工事の現場がこんなにモラルが低いとは・・・・。
相談者の例を見ると、隣家に被害を出したり、クルマに倒れたり
交換工事の全額を請求されたりしています。

地震の被害を受けず転倒していない場合は、まだ間に合います。
設置状態を確認し、建築基準法告示以上の耐震性を確保しましょう。

2013年4月以降の設置でこの耐震工事が行われていなければ、
それは建築基準法違反です。
設置事業者の落ち度ですから無償で再工事をさせましょう。

「貯湯タンク多数転倒」で検索すると実情がよくわかります。
posted by DIY建築士 at 19:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 施工不良に注意! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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