2016年12月07日

ボイラーの電磁ポンプがうるさい

先日床暖房ボイラーの燃料ポンプから灯油漏れが発生して
ケースのOリング交換で漏れは解決しましたが、
その後にポンプの作動音がうるさくなりました。

ジーっという連続音がガレージ内だけでなく
その背面となるキッチンでも聞こえます。
電磁ポンプで発生しているこの振動は
送油管を伝わり灯油タンクまで振動させている。

でもボイラーの運転自体は正常に燃焼して床暖房は機能しています。
とはいえ、室内では以前は聞こえなかった音だし、かなり気になる。

これはもうポンプを交換するしかないと考え
メーカーに部品の在庫を問い合わせると在庫ありで
価格は12000円、メーカー直売はしないので販売店に注文しろとのこと。
これに送料とかも別にかかるかもしれない。
ボイラー本体を購入しても12万円程度だからちょっと割高感あり。

そこでDIYで直せるか試すことにしました。

うるさい作動音は電磁ポンプ内の振動音です。
触ると明らかに内部パーツが振動している。
原因は可動部品のクリアランスの拡大と考えられるので
内部のOリングの収縮を疑い交換してみることにしました。

Oリングは先日の灯油漏れの際にセットを用意したので
きっと適合サイズはあるだろうと予測。

ただし電磁ポンプの分解をするたびに送油管(銅管)を外すので
送油管の端部であるフレア加工の形状が潰れてしまい密封性を
保てなくなる可能性があります。もう2回脱着しているし。
このポンプは吐出圧力が最大1.5MPa(15kgf/cm2)もあるので
完全に密封できなければ接続部分から漏れたり滲んだりします。

P1260954.JPGそこでフレア部分を作り直せるように
パイプカッターとフレア加工ツールを購入しました。
これで少し切断して再度フレア加工が可能です。

しかし配管状態をよく見ると送油管が
ほぼ最短距離で配管されており
P1260952.JPG切り詰める余裕が無いかもしれない。
(距離的に届かなくなるかも。)

そこで燃料配管を自作できるように
銅管(外径5mm)も購入しました。
これで配管を作れるようになれば問題なし。

必要な銅管は25cm程度ですが最短の販売単位が10mでした。
Amazonでは最短が20m、モノタロウでは10mがあり。

P1260955.JPG銅管のフレア加工をしてみたかったので
練習として新たに作ってみました。
意外と簡単で初回から失敗せずにこのとおり。

このように銅管を準備したものの、既存の銅管を
外してポンプ側のフレア加工を作り直せば届く
可能性もあるのでフレア部分を切断して再度加工しました。

それを仮組してみるとなんだか無理なく届きそうなので
送油管は既存品の再利用でOK。

次は問題の振動音の解決。
電磁ポンプを分解してみると、シャフト内部のOリングが痩せている感じ。
よく見ると摺動面は潰れて平らになっている。
しかも外径が金属部分と変わらないかも。
これがガチャガチャ動いている音の可能性が大きい。

P1260957.JPGよってこの2つのOリングを交換。
ペンチでつまんで引っ張ったら切れた。
片方はカチカチになっていました。
この写真が劣化したOリング。

交換用のOリングをセットの中から探すと
ピッタリなのがありました。
黄色い箱のOリングセットに入っていた15×2.5oを2個使用。
これは外径が15oで素材の外径が2.5oです。

P1260959.JPGOリングを交換したら組み付けがきつくなりました。
ポンプのカバーを4つのビスで均等に閉め込みます。

そして上部にフレア加工した送油管を接続。
新しいフレア加工の接続はナットをを回すときに
素材の潰れを感じながら締めていく感触あり。

ポンプの組み付けと配管を終えて、
電源を入れてポンプを作動させてみると、あれ?
電磁ポンプから作動音が何も聞こえません。
動いてない?

でも、燃焼音がボーっと聞こえるので
煙突を確認に行くと温かい排気が出ているので燃焼中。

ということは、電磁ポンプは正常に稼働している?
ここで気付きました。
正常な電磁ポンプはほぼ無音みたい。
ジーっという音は完全に消えました。

燃料配管の接続部分にも灯油漏れはないので
これで電磁ポンプの修理完了です。
なおDIY修理であることから、不測の事態に備え
今後はボイラーの内部点検を月に1回(今月は毎週)実施するように
スケジュール管理に追加しました。

P1260953.JPG今回の修理でかかった費用は
Oリングセット(2セット) 2700円
パイプカッター 910円
フレア加工ツール 2700円
銅管(10m) 2500円(使わず)
合計で8810円でした。

これだけ準備しても電磁ポンプを交換するよりローコスト。
使えるポンプを無駄にしないで済んだ。
今回の故障でまた新たにDIYできることが追加。
posted by DIY建築士 at 20:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 維持管理のDIYや工夫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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