2017年08月05日

間違いだらけの地震対策

P1280793.JPGこの書籍の著者は生き残った人の意見でなく、
亡くなった犠牲者から見た地震対策を推進しています。

自治体の防災対策や国レベルの迅速な救助体制、
十分な備蓄などは生き残った人が必要とする対策。

自治体のマニュアルなどは想像力が不足していて
使い物にならない例などをあげて、実際的な
対策方法の考え方などとても参考になりました。

P1280794.JPG対策は被災場所・季節・時刻などによって
ケースバイケースになるので当事者が
想像力をもって検討しなければならないということ。

1995年の阪神大震災では、監察医、臨床医の
調査結果から地震の犠牲者の92%が地震直後の
14分以内で亡くなっていたとのこと。

これが意味するのは住宅が安全ならまず死なないということ。
被害者を大きく減らせる対策は、住宅の耐震性と
内部(大型家具等)の耐震化が第一優先。

これを先送りして他の対策を進めても
大震災に対しては無駄になる可能性が大きいということ。

地震の直撃から生き残るための住宅の耐震化は
桁ちがいの優先事項であることをデータから理解できます。

なお、住宅が倒壊してしまうと人的被害にとどまらず
地域全体の復旧作業の大きな障害になります。
また倒壊した住宅はその後の火災発生率が上昇するそうです。
posted by DIY建築士 at 08:52| Comment(0) | DIYで災害に対する備え | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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