2017年08月24日

扇風機の首振りでカサカサ音

P1280978.JPG2012年に購入した壁掛け扇風機。

首振り運転をさせると一定の位置で
「カサカサ」という小さな音が聞こえます。
これは新品時からあったかもしれません。
それくらいの微かな許容できていた音。

ケース内の配線が首振り時に擦れたりして、
干渉する音ではないかと思っていました。

それほど気になる音ではないのですが、
ベルハンマー潤滑剤を使えば
この音を消せるかもしれないと思い
モーター部分のカバーを外してみました。

P1280877.JPG外した状態で作動させたら、予想は外れており
カサカサ音は首振り用モーターから出てました。
内部ギアの潤滑不良か。

ギアに給油するためには首振り用モーターの
カバーを開ける必要があるのでリンケージを外す。

ここで不思議だったのは、首振りのリンケージと
首振り用モーターの軸を固定するビスが逆ねじ。
ON/OFFするたびに回転方向は変わるのになぜ?
あやうくビスの頭を潰しそうだった。

このモーターを外すと作動確認が困難になるので、
カバー外周の爪をペンチで起こしてカバーを外す。
ギアを1枚ずつ外してモーターを作動させてみたら、
カサカサ音の音源は一番大きなギアでした。

P1280887.JPGギアの裏面に少しバリがある。(原因はこれか!)
カッターで削って、組み付けて作動させてみる。
でもまだ音が微かに出る。

ギアの裏面にグリースをたっぷりつけて
組み直してみると音がしなくなりました。
さらに各ギアとモーターにもベルハンマー注油。

ここでちょっと困ったのは、ギアのカバーを組み付け後に
固定用の爪が短くて引っ掛からず固定できなくなったこと。
P1280889.JPG
対策としてモーター本体を固定しているビスに
ワッシャーを挟んでカバーを共締めにしました。
これで外れない。(2箇所とも挟みました。)

固定後に作動と音の再確認。
微風だと首振りをしてもしなくても、ほぼ無音OK。

ついでにできることは、首振り機構のリンケージ部分の
グリス塗布に内部配線の取り回しの最適化並びに
P1280882.JPG結束バンドの位置適正化と首振り時の動的干渉確認。
最後にファンモーター軸へのベルハンマー注油を2か所。

試行錯誤で2時間近くかかりましたが、非常に満足。
安価でガサツな扇風機が、上質な扇風機になった。
必要ないのに扇風機を回し、首振りさせたくなる。

コンビニ買い物用のスクーターに対して、
耐久レースレベルの整備をしている感あり。

これは仕事にはなり得ない趣味の世界になっており
実は結構楽しい。時間があっという間に過ぎてしまう。
いや、遊びではなく快適性の向上と耐久消費財の寿命を延ばす仕事。
QOLの向上、間違いなし。
P1280873.JPG
ベルハンマーでなく、既存のグリースでも
同様の結果となった可能性は高いです。
それでも、5年も放置していたことをやってみようと
きっかけを与えてくれたベルハンマーに感謝。

モーター軸への注油もできたので製品寿命を延ばしたと予測。
10年使った扇風機が発熱発火などという故障は潤滑不良で
回し続けることが原因ではないだろうか。

軸受けがベアリングなら30年は持つと思います。
キッチンや24時間換気のファンは発火事故を起こさないのだから。
posted by DIY建築士 at 06:20| Comment(0) | インテリア・家電・クラフト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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