2019年10月06日

エアコンで湿度が下がらん?

P1340313.JPG住宅建築専門紙である日経ホームビルダーの
今月号で意外な事実を知りました。

今回の特集「全館空調」の実力検証ですが、
異なる全館空調を採用した3軒の高断熱住宅で
調査した結果、3軒とも室温は制御できていたが、
夏の快適湿度とされる60%以下を保てないとのこと。
P1340315.JPG
えっ?と思いました。
60%以下を保てない?

「湿度の快適ゾーンは達成困難」
「エアコン1台の除湿効果には限界」とある。

P1340316.JPGわが家はDIYで設置した1台のエアコンで
湿度を40%台まで下げおり、現在の新築であれば
それくらいは普通だと思っていたからです。

エアコンON3時間ほどで湿度50%以下になり、
24時間運転させると2日目には35%になることも。
P1340031.JPG
エアコン設置DIY 3年目(2015年8月)

なぜなのか考えてみましたが、
断熱性能や気密性能に大きな違いはないと思うし
エアコンの大きさもわが家は2.8Kw(100V用)の
個室用1台で全館冷房をしています。

大きな違いはエアコンの冷気の循環方法です。
わが家は2階の廊下に設置しているので冷気は
階段に降りて1階に流れ落ちますが最終的に全館を冷やします。

数年前から工務店レベルの取り組みで、エアコンの冷気を
ダクトで住宅全体に循環させる設計が取り上げられています。
今回の事例となった3軒もそういった空調設計でした。

この方法だと冷気が長いダクトや1階の天井裏を
通ってから各部屋にたどり着きます。
最も冷えるのはダクトや天井裏ということです。
これ効率悪いんじゃないんでしょうか?
冷気を最も必要とするのは人間のいる空間です。

P1340317.JPG建築後に二度と清掃できない場所をエアコンの
冷気循環ダクトにするというのも疑問です。
埃もカビも除去が不可能になりませんか?

今回の記事の中でも空調ダクト内のカビや
ほこりによる健康被害が既に発生しており、
ダクト清掃業者の取材記事で実例が掲載されていました。

ダクト内や天井の冷気吹き出し口周囲にカビが繁殖してます。
これはエアコンの冷気によって結露が起こるということです。
こうなった以上は清掃しても必ず再発します。
そのままでは構造的に解消できません。

こういった不具合が出た住宅は、
エアコンを2階の廊下とか階段上に移設か追加して
冷気を居住空間に直接流せば改善できるのではと思います。
posted by DIY建築士 at 14:01| Comment(0) | DIYでエアコン設置 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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