ポータブル電源は500Whクラスのものでした。
ポータブル電源で大型冷蔵庫(2020年9月)
次に必要な生活家電である洗濯機の稼働は
運転途中で停止してしまい無理でした。
洗濯機はガソリンエンジン発電機で稼働できるのは
実際の停電時に体験済みではありましたが、
ポータブル電源の手軽さを体験してしまった今では
発電機の準備が面倒に感じてしまいます。
さらにポータブル電源はソーラーパネルで充電できるので
エンジン発電機と大きく異なり、長期停電になった場合でも
燃料の購入手間や供給の不確定要素からも解放されます。
Amazonで10万円程度の製品になります。
静かな住宅内ではポータブル電源の冷却ファンの音は
気になると思うのでファンレスの製品を選びました。
まずはACアダプターでの充電の作動確認。
入力114Wで充電しており1%増えたところで終了。
使わないソケットは埃防止にマスキングテープです。
そして最も大きな課題であった洗濯機の作動可否。
洗濯から脱水まで完了しました。
充電容量の消費は70%から62%と8%でした。
次はソーラーパネルでの充電。
停電時の電源として準備しているので
ポータブル電源の充電は原則として
ソーラーパネルでしか考えていません。
最重要なのは太陽光充電での実用性です。
デッキテラスで直射日光での充電状況を確認。
晴天での充電量を観察していると
ほぼ110W以上の入力で充電していました。
120Wとして販売している製品なのでこれは優秀。
なお室内での充電を試したところ
直射日光でも20W程度しか出力できず。
やはり室内ではペアガラスによる減衰と
サッシ枠などの影が1割ほどできるので
室内での発電は効率が悪いので諦めました。
残容量62%から80%まで充電できたところで終了。
長期保存は満充電しない方が長寿命化できるようです。
これで長期停電に備えてのポータブル電源は完備。
500whクラスが2台と1000whクラスが1台の3台体制になりました。
実際に長期停電になれば1台は冷蔵庫で連続使用、
もう1台を給湯器や暖房用ボイラーなど必要に応じた場所や
パソコンなどで移動させながら利用することになります。
そしてもう1台は可能な限りソーラー充電中といった運用で考えています。
この体制で3台あれば長期停電でも大きな不便なく
日常生活を送ることができると思います。
都市部とは異なり、山林にある別荘地の停電では
大規模になった場合は復旧までの期間の予測ができません。
今回のポータブル電源の準備で長期停電に対しての
予測不能な不安からはほぼ解放された気分です。
これが無駄な準備に終われば、それはそれで不便なく
暮らせたということで、結果的には保険みたいなもの。
ただし定期的なメンテナンスである補充電と
作動確認は続けなければなりません。
カセットガスの発電機も検討したことありました。
燃料の保存性や使い勝手がガソリンに比較して
抜群にいいですよね。
カセットガスなら奥さんでも操作できそうだし、
ガスコンロの燃料と共通なのもメリットですよね。
わが家では検討する時点で既にガソリンエンジン発電機を
準備済みだったので見送ったという次第です。
最近は食糧危機やインフラの障害に備えて
カセットガスを箱買いして備える動画もよく見ます。
燃料の保存性に関してはメリットが大きいと思います。