2019年08月19日

消火スプレーがリコール

P1330955.JPG毎月1回リコール情報のチェックをしています。
新聞は購読していないのでネット情報です。

使っているWEBサイトはリコールプラス

先月分の一覧から自宅にある簡易消火器が
リコールされているのを発見。

エアゾール式簡易消火具 6製品 液漏れの恐れ 回収&返金
製造元:エア・ウォーター・ゾル
製造年月:2019/01〜2019/04(缶底に表示)

自宅の製品を確認したところ、
製造年月が対象範囲に入ってました。

外観上は異常はありませんが、
たぶん10年くらい設置を続けるので
放置しない方がいいですね。

15年前に購入したものはまだ設置継続中ですが、
念のためビニール袋に入れた状態で設置に変更。

WEB情報でリコールの手続きを確認すると
返品後の返金(クオカード)とのことで、
お客様相談室に電話しなければいけません。

「順番におつなぎしています。」で
長時間待たされるかもしれないし、
返品するのであれば梱包や発送作業が面倒。

購入したホームセンターはほぼ毎週の外出時に
前を通るので、店舗で正常品と交換できれば処理は簡単。

そこでサービスカウンターで申し出たところ、
商品の在庫も入荷予定もないとのことで
店舗での返金となりました。手間は大きく省力化。

代替品を設置するためにネット検索すると、
リコールの影響か、類似品がどこのサイトも欠品中。

が、類似商品の中にハンドスプレー式の
消火器を見つけました。
成分は水と界面活性剤らしい。
これならDIYでいいかもと思いつく。
P1340030.JPG
カビ取り剤の空きスプレーボトルに
食器洗剤入りの水を入れました。

これならタダ同然だし、使用期限切れも
廃棄の処理も発生しません。

年に1回水を交換すればいいかな。
posted by DIY建築士 at 12:21| Comment(0) | DIYで災害に対する備え | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月08日

被災地での制振ダンパーの効果

IMG_20180306_120800.jpgビッグサイトで毎年開催される
建築関係の展示会に行ってきました。

この展示会には毎年行きますが、
ここ数年は新たに得るものが少なくなっており
今後は1年おきに行けばいいかなという感じ。

今回調査したかったのは制振ダンパーの実績情報。
制振部材にも数種類のタイプがあり、油圧ダンパーを利用するもの、
ゴム状の素材で減衰させるもの、金属の塑性変形を利用するものなど。

複数の企業が出展しており数社に聞いてみました。
大地震で被災した制振ダンパー設置住宅はどうだったか。

油圧ダンパータイプのメーカーの情報では
熊本地震前に該当地域で設置した住宅が50件弱あり。
被災後の調査では構造に損傷を受けた住宅はゼロ。
最大の損傷住宅で壁紙の亀裂が1件のみだったとのこと。

他のメーカーの情報でも建築情報誌の取材記事によると
設置していた住宅では小さな子供が目を覚まさず寝ていたのに
隣に建つ両親の住宅内は家具が倒れて散乱していた写真が
掲載されていたので、ほぼ事実ではないかと思います。

熊本地震で食器1つ落ちなかった住宅(日経ホームビルダー)

P1160854.JPG国土交通省でも制振ダンパーを壁倍率として
認可するようにもなってきました。(建築基準法)
地震国である日本列島では義務付けでもいいくらいに
普及させるべきと思います。

費用対効果は高効率給湯器どころではないくらい大きい。
設置費用は同じくらいで数十万円。

エコキュートをやめて従来型給湯器にすれば
差額で制振ダンパー設置住宅にできます。
posted by DIY建築士 at 09:52| Comment(3) | DIYで災害に対する備え | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月13日

備蓄を減らす その2

P1280828.JPG10年以上前に読んだ書籍がきっかけで
従来の食事習慣では量が多すぎたことに気づき
朝食は果物とコーヒーだけ、昼食夕食も少食になり、
食べる量が明らかに減りました。

開始当時にすぐにわかった変化は、
終日疲れにくくなったことと、
昼食後に眠気に襲われなくなったこと。

そして以前より健康状態は明らかに良くなりました。
これは自覚症状だけでなく3年に1回のペースで
健康診断を受けて血液検査の結果でも確認しています。

また空腹時に自己治癒力が大きく向上するということも知り、
年に数回ですが24時間程度の断食も行うようになりました。

このことで見直す対象になったのが食料の備蓄量。
もし被災して食料の供給が途切れることになったら
その時は食べる量を通常時より減らせばいい。
体の不具合を治したり、体調をさらに整えるいい機会と思えばいい。

一般的な災害対策は現状の生活維持を前提にしています。
しかし被災して供給が不安定になった状況で
従来通りの食生活を維持する必要があるのか。

ただし通常生活をしているときに、少食のメリットを
自分自身の体験で理解していないと、
被災時に実行するのはストレスになるはず。

だから家族全員が同じように考えていないと無理。
奥さんも同じ考えなので実行に移せました。

そういうことで地下室の食料備蓄量を見直し、
米を中心に削減を始めてスッキリしてきました。

食べる量が減れば、出る量も減ります。
水洗で流せなくなるかもしれないトイレの処理量も減り、
衛生管理等でもメリットは多大です。

特に集合住宅の多い都市部ではトイレ問題は切実なはず。
個人レベルのみならず自治体レベルの問題。

しかし、被災時に食事量を減らすという対策や広報は
食品業界の反発や圧力で広まることはなさそう。
posted by DIY建築士 at 07:59| Comment(0) | DIYで災害に対する備え | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月12日

備蓄を減らす その1

P1280827.JPG備蓄食料のなかで最も重かったのが白米で
5kg袋を最低2袋最大3袋常備していました。

ところが息子が家を出たことで米の消費が激減。
4月以降、米が全然減りません。

開封している5kgの米は約6週分になります。
玄米を混ぜて炊くので正確には6sが6週分。
これなら半分程度になったら米を買えば十分。
よって地下室の米の備蓄はゼロにしました。

最悪のタイミングで供給遮断されても約3週間分の在庫。
冷蔵庫の中に冷凍ご飯が残っている可能性も高い。

備蓄には乾麺(そば・うどん・パスタ)やパック餅が
数十食分はあるのだから米の必要性は高くありません。
米の備蓄を減らすと新鮮なうちに食べられるのもメリット。

もうひとつ大きなスペースを占めていた備蓄が
食糧ではないのですがトイレットペーパー。

息子が家を出たことでこれも消費量が大きく減り、
保管中の1年分の在庫は1年6ヶ月以上の在庫量に拡大。
シャンプーの備蓄も同様に過剰となるので減らします。
当面はウッカリ買わないように気を付ける。

スッキリした暮らしを維持するには、備蓄も見直しが必要。
posted by DIY建築士 at 07:26| Comment(0) | DIYで災害に対する備え | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月06日

プロパンガスの地震対策

P1280795.JPGプロパンガスは戸別設備なので
地震災害時でも供給が途絶えることなく
通常通り使える可能性の高いインフラです。

わが家の場合はボンベの交換が途絶しても、
最短で3か月最長で6か月以上の使用量が残ります。
(LPGの用途はキッチンのガスコンロのみ)

しかし設備のトラブルで使用不可になる可能性がありました。
それは地震の揺れによるガス配管の損傷です。

わが家の場合、ガス管が建物から外に出た先が
デッキ側に伸びており、デッキ下にガスボンベが設置されています。
建物本体とウッドデッキは固定されておらず独立しています。

P1280775.JPG震度6以上で揺さぶられた場合、建物とデッキで
揺れ方が異なるため、ガス管がデッキ材の揺れ干渉を
受けて切られてしまう可能性がありました。
(最小限の切り欠きあるがこれでは甘い)

根太材が横揺れでホースをせん断するかもです。
デッキにも制振ダンパーを設置していますが、震度6とかを
受ければ数センチは左右に揺れてしまう可能性があります。

対策として、建物に対してデッキが左右に10p程度揺れても
せん断力が生じないようにデッキの根太部分を一部切り欠きました。

P1280771.JPG根太を切り欠くため床材を2枚剥がした状態。
釘でなくビスで留めているのでメンテナンス性は良好。
梁は3年以上経過していますが新材のような表面です。
ホウ酸処理が効いているようで腐朽の気配は全くありません。
これはちょっと安心。

ジグソーで切り欠いてエッジをカッターで面取り。
カットした面には再度ホウ酸のスプレーをしておきました。

さらにデッキ側の配管固定金具を全て緩めました。
揺れで前後方向に動いた場合の張力を逃がすためです。
P1280777.JPG
これで大きな地震でもガス配管は損傷を
受けずに済むと思います。
もし使用不可になったら、カセットコンロで対処。

なおLPガスの配管はステンレス素材です。
経年劣化による交換は検討不要です。
posted by DIY建築士 at 06:07| Comment(0) | DIYで災害に対する備え | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月05日

間違いだらけの地震対策

P1280793.JPGこの書籍の著者は生き残った人の意見でなく、
亡くなった犠牲者から見た地震対策を推進しています。

自治体の防災対策や国レベルの迅速な救助体制、
十分な備蓄などは生き残った人が必要とする対策。

自治体のマニュアルなどは想像力が不足していて
使い物にならない例などをあげて、実際的な
対策方法の考え方などとても参考になりました。

P1280794.JPG対策は被災場所・季節・時刻などによって
ケースバイケースになるので当事者が
想像力をもって検討しなければならないということ。

1995年の阪神大震災では、監察医、臨床医の
調査結果から地震の犠牲者の92%が地震直後の
14分以内で亡くなっていたとのこと。

これが意味するのは住宅が安全ならまず死なないということ。
被害者を大きく減らせる対策は、住宅の耐震性と
内部(大型家具等)の耐震化が第一優先。

これを先送りして他の対策を進めても
大震災に対しては無駄になる可能性が大きいということ。

地震の直撃から生き残るための住宅の耐震化は
桁ちがいの優先事項であることをデータから理解できます。

なお、住宅が倒壊してしまうと人的被害にとどまらず
地域全体の復旧作業の大きな障害になります。
また倒壊した住宅はその後の火災発生率が上昇するそうです。
posted by DIY建築士 at 08:52| Comment(0) | DIYで災害に対する備え | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月28日

制振ダンパーが普及拡大

P1260234.JPG最近の地震で判明してきたこと。
それは最新の建築基準法で建てた住宅も
倒壊したり全壊半壊していることです。

実物大の振動実験で長期優良住宅が
倒壊する結果が出ていましたが
実際の地震でも結果が出てしまいました。

P1260235.JPG住宅建築専門誌でこの事実が問題視されています。

日経ホームビルダーの調査で耐震性能に関しては
今後推奨する住宅の仕様として36%(約250人)の
建築関係者が制振ダンパーを組み込むと回答しています。
制振ダンパーがメジャーな耐震対策になってきました。

わが家に設置したDIY制振ダンパーは3年が経過しましたが
効果を発揮するほどの地震はまだ経験していません。
しかし日本全国での被災状況を調査しているなかで
効果を発揮した制振ダンパーの実績が認知されてきました。

今後は制振ダンパーが大きく普及するのではないかと思います。
そうなれば大地震での戸建て住宅の損傷や倒壊は激減します。

P1260231.JPG効果を簡単に説明すると耐震性能だけ強化した住宅は
最初の一撃の地震には耐えられるかもしれないけど
繰り返されることは想定していないので倒壊の可能性大。

制振性能を追加した住宅は変形を抑え込むだけでなく
繰り返される地震にも対応するので倒壊の可能性は低く
損傷も抑え込めるので住み続けられる可能性大。

しかし低予算で建てる住宅や集合住宅には採用されにくいので倒壊のリスクを抱えます。
日本は地震国なのだから建築基準法で制振性能を義務付けてもいいと思います。

制振ダンパーを設置する費用は太陽光発電やエコキュートよりはるかに低価格。
住宅業界はスマートハウスとかゼロエネルギーとかを売りにしている場合ではない。
省エネ設備と倒壊防止、どちらを優先するのかよく考えるべきです。
(これは住宅メーカー、工務店、設計事務所が考えるべきこと。)

世界一となった自動車産業の自動車部品であるダンパーを住宅産業で
流用できるのだから日本の産業にとってもプラス効果があるはずです。

(画像は全て日経ホームビルダーより)
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2016年05月01日

制振ダンパーの耐候試験

P1190815.JPGリビング南側に設置したウッドデッキは
地盤からデッキ面までの高さが約1.5mあるのですが
筋かいなど揺れを抑える構造部材がありませんでした。

14年間はそのままで問題ありませんでしたが、
耐震構造的に不安があるので2年半前に
制振ダンパーを取り付けました。

ウッドデッキに取り付けたダンパー11本のうち、
2本だけは耐候試験ということで蛇腹のブーツを被せずに
シャフトを露出させた状態で設置していました。

車両用のダンパーを利用しているので
本来はブーツを被せる仕様になっています。

P1250645.JPG雨ざらしで設置したダンパーはどうなったのか。
2年5か月が経過した時点での状況です。

ダンパーシャフトに少し錆が発生しています。

片側の端部をステーから外して
ストロークさせてみると動きには問題ありません。

P1250647.JPGダンパーとしての作動には支障はありませんが
錆びの発生はストローク時にシャフトシールを
傷つける可能性があるし見栄えもよくありません。

錆びた部分をコンパウンドで磨いてから
付属のブーツを取り付けました。

P1250649.JPGなお、ブーツを付けていたダンパーシャフトを
確認してみると錆の発生は全くありません。
ピカピカの状態です。

屋外設置時はブーツの取り付けを標準とします。

なお、住宅内に取り付けるダンパーのシャフトには
ブーツの取り付けは不要です。(錆びる環境にはなりません。)
posted by DIY建築士 at 09:40| Comment(0) | TrackBack(0) | DIYで災害に対する備え | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月05日

制振ダンパーを標準装備に

P1240245.JPG耐震性能の限界が理解されてきたようで
ここ数年で制振がアピールされるようになりました。

住宅専門誌の日経ホームビルダーの
最新号でも特集が組まれていました。

油圧を使ったダンパー式も様々なメーカーが開発しており、
自動車用ダンパーの流用や転用と思われる製品もあります。
HKSやビルシュタインといったダンパーです。

P1240249.JPGイザットハウスは制振ダンパーを標準装備にしました。
倒壊保証付き「油圧式制震装置J-damper」

目的は大地震に耐えるだけでなく長寿命化です。
大地震による接合金具の破壊を防ぐことになるので
そのまま住み続けられるということです。

これからは住宅の制振化を普及させなければいけないと思います。
地震国の日本では建築基準法で制振性能を義務化すべきであり、
これは確実に多くの国民の生命と資産を守ることになります。

わが家は2年前にDIYで設置したことで地震に対する不安がほぼなくなり、
損壊する可能性もほぼなくなったので地震保険を解約しました。
posted by DIY建築士 at 10:52| Comment(0) | TrackBack(0) | DIYで災害に対する備え | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月04日

デッキの制振ダンパーが作動

P1220310.JPG設置後でも見える部分の制振ダンパーには
シャフトに結束バンドを巻き付けて
その移動で作動を確認してきましたが、
震度3程度では建物の変形が小さいので
住宅内のダンパーに動きは確認できません。

しかし、筋交いすらつけなかったデッキは
地震で大きく揺れるようです。

先日の長野県北部地震のあとで、
デッキに取り付けたダンパーを見てみたら
ハッキリとした作動の跡がありました。

P1220307.JPG反対方向に取り付けたダンパーを見ると
結束バンドに動いたあとがありません。
たぶん伸び方向には動いたはずですが
圧縮方向への動きがなかったため結束バンドに
移動の跡が残っていないのだと判断します。

これは東側に傾いたデッキが、その揺さぶりの
反動で西側に傾くことがなかったということです。

揺れた後に直立に戻って収束しているのだから
ダンパーとしての機能をキッチリ果たしています。

P1200570.JPGこの地震でも住宅内部に取り付けた
制振ダンパーにシャフトの動きはありませんでした。
建物はそれほど簡単に変形しないということです。

ダンパーの減衰抵抗により変形はさらに抑制されます。
posted by DIY建築士 at 08:42| Comment(1) | TrackBack(0) | DIYで災害に対する備え | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月26日

地震の予知は不要

地震の予知は不要です。
周期的に起こる自然現象であり、いつ起こるかわかっても
わからなくても対策すべきことには変わりがありません。

何年以内に何パーセントの確率でという研究結果が発表されても
人々の行動に変化をもたらすとは思えません。(役に立っていない)

対策をするかしないかだけが重要であり、発生する時期と対策は無関係です。

対策については、どの程度の大きさの地震に備えるかが重要ですが
周期的に発生しているのだから過去の記録から想定できます。
日本ではほとんどの地域で50年から100年周期で大きな地震に見舞われています。
その大きな地震を最大震度と想定して地震対策を行えばいいということです。

2011年の東日本大震災では1000年に1度の地震という報道もあったようですが
実際には東北では100年に1度のペースで巨大地震が起きていました。
津波も同じで、「ここより下に建てるな」の石碑に従って、
津波の被害を受けずに済んだ集落があるようです。

過去のデータから判断すれば、予想されていた東海地方の巨大地震より
東北地方の巨大地震のほうが要警戒であったことがわかったそうです。

40年以上前から関東や東海地方の地震予知が大きく取り上げられているのは、
東大が最初に地震予知に対する研究予算を獲得したことが理由のようです。

地震予知に使われている国家予算を地震対策にまわせば
相当大きな規模で被害防止や人命を救えるようになるはずです。

こういったことが、この本を読んでわかりました。
新聞・テレビは「データ」でウソをつく
posted by DIY建築士 at 10:36| Comment(0) | TrackBack(0) | DIYで災害に対する備え | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月17日

デッキにも制振ダンパー

P1200574.JPG昨年末に改修が終わっていたウッドデッキは
耐震性にちょっと不安がありました。

デッキは幅14m奥行き4m程度の大きさで
地盤からデッキ面までの高さが約1.5mあるのですが
筋かいなどの揺れを抑える構造部材がありません。

デザイン的にはシンプルでいいと感じているし
デッキ面を歩いて揺れを感じるようなこともないのですが
耐震構造的にはやはり不安を抱えています。

当初このデッキを作ったのは宮大工さんで
サイズだけ指定して設計施工を全てお任せしました。
接合部は大きな摩擦が生じる頑丈な木組み構造になっています。
実際に10年以上、何の問題もありませんでしたが
震度6以上の大地震で大きく揺さぶられたら、
共振でガシャンと崩れるのではという不安がありました。

よってデッキにもDIY制振ダンパーを設置しました。

P1200570.JPG部材の接続状況とバランスを考慮して
短辺方向に7本、長辺方向に4本で
合計11本を取り付けて完了としました。
これで大地震で崩壊する心配は限りなく低減。
制振ダンパーを設置したウッドデッキは
世界初かもしれません。

P1200573.JPG住宅内に設置した制震ダンパーとは設置環境が
大きく異なり、雨風が当たるうえ
最低気温はマイナス10℃以下になりますが
ダンパーは自動車部品なので使用環境としては問題ありません。

ただし屋外設置になるので可動部分の保護部品として
付属している蛇腹のシャフトブーツを被せました。
(住宅内の設置では使いません。)

P1200572.JPGなおブーツをつけないとシャフトの摺動部は
どうなるか経年変化を調べるため、2本だけは
シャフトブーツなしで取り付けています。
1年毎に外観や作動状態等を比較してみます。
posted by DIY建築士 at 13:53| Comment(0) | TrackBack(0) | DIYで災害に対する備え | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月13日

地震対策 電子ピアノ

P1190954.JPG大地震時に転倒の可能性のある家具類は、この数週間で
すべてに転倒防止対策を実施することにしました。

まだ残っていたのは電子ピアノで
これも大地震で倒れる可能性ありでした。
ピアノを設置してから約8年。
ずいぶんと先延ばしにしてきました。

P1190952.JPGどうやって壁に固定しようか裏側を観察したところ
スピーカーボックスを固定しているビスが使えそう。
このビスにリングを挟んでピアノ側は終了。

壁側は杉板の腰壁なので十分な固定強度ありです。
ただしピアノはいずれ撤去する可能性もあります。
壁が見えるようになったときに格好が悪いものや
跡が残ってしまうものを取り付けたくはありません。

P1200070.JPGそこでアイプレートを腰壁に取り付けて
ピアノ側とロープでつなぎました。
結び方はほどき易い本結びです。

これをピアノの左右両端で行いました。
なんだか船内の固定方法みたいですが、
中途半端な固定強度では大地震への対策になりません。

P1200072.JPGこれで大地震時に転倒しそうな家具等はすべて対策済です。
住宅内に倒れる家具類が何もないという環境は
物理的にも精神的にも大きな安心感になります。

アイプレートはホームセンターよりAmazonの方が
安く購入できますが、安価な商品を送料無料にするには
2500円以上の合わせ買いが必要な場合があります。
そういうときは普段使っている洗剤などを合わせて買ってます。
ステンレス アイプレート #5 (呼び 5mm) IP-5
posted by DIY建築士 at 08:43| Comment(0) | TrackBack(0) | DIYで災害に対する備え | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月01日

地震対策 食器棚

P1200005.JPG先日電子レンジの落下対策を行いましたが
大地震対策として食器棚も未対策でした。

これは背が高い家具であるだけでなく収納状態で
100kg以上ありそうな重量物でとても危険です。

わが家の場合は食器棚の設置場所が狭い食糧庫の中なので
人的被害の発生する可能性は非常に低いと考えていました。

しかし、もし倒れたらその被害は食器棚本体だけでなく
収納してある食器類がほぼ全滅という可能性が高いです。
この精神的ダメージはとても大きいと考えました。(特に奥さん)

P1190941.JPGそこで食器棚の転倒防止に着手。
かなりの固定強度が必要なので、
ツーバイフォー材を部材として使いました。
コーススレッド(ビス)でL型にして
壁と食器棚を固定します。

短いビスでの固定とか、天井との間に突っ張るタイプの
スペーサーを入れるなどの小手先の対策では
震度6程度の地震が来たらひとたまりもなく外れてしまうと考えます。
短いビスは引き抜かれ、スペーサーは天井を突き上げて
こけてしまうと思います。(接着すれば防止できるかも)

固定する壁が構造合板であればどこでもOKですが
短いビスになるので使用本数を検討する必要があります。
石膏ボードの場合は、食器棚のような重量物に対しては
壁でも天井でも転倒防止に対する強度はありません。
壁内部の構造部分に固定することが必須条件です。

P1190940.JPG壁が石膏ボードなので内部の構造部材を探したところ
ちょうどセンター部分に間柱がありました。
筋かいが斜めに入っている場合もあります。

石膏ボードの中の間柱は
間柱センサーで確認できます。

ビスの必要長さは木材と石膏ボードの厚みがあるので
壁の内部までしっかり届く90mmにして2本で固定です。
P1190950.JPG
そして食器棚の天面とは耐震マットを挟んで固定しました。
これは揺れの吸収性があることと両面接着になっています。



これで大地震でも絶対倒れません。
XYZ軸のどの方向への揺さぶりにも耐えます。

P1190947.JPGただし大きな横揺れでは中の食器が
扉を押しあけて飛び出してくるので
扉にはストッパーをつけています。

これは幼児のいたずら防止用の製品で
以前はオーディオラックに
付けていたものを再利用しています。
posted by DIY建築士 at 10:02| Comment(0) | TrackBack(0) | DIYで災害に対する備え | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月22日

地震対策 電子レンジ

P1190924.JPG電子レンジは胸から腰の高さに設置するため
通常はなんらかのキッチン家具や台に乗っています。

その場合は地震時の落下対策が必要なケースが多く
わが家も懸念があるまま10年以上放置していましたが
そろそろ大きな地震が来るかもしれないと思いつつの
先延ばしは精神衛生上よくないので、今回対策を施しました。

P1190928.JPG使った材料はこれです。
方法は壁にアイプレートを固定して、
レンジの電源ケーブルを束ねた部分を
フックに結束バンドで固定します。
電子レンジの電源ケーブルは太くごついので
思いのほか強度がありそうです。
ケーブルの目的外使用であることは承知の上です。

これで大きく揺さぶられても、電子レンジの後方が
3P1190930.JPGcm程度浮いたところで抑制されます。
そのときに棚の動きも抑制されると思います。

電子レンジの隣には電気トースターがありますが
これの対策は取りませんでした。
これは本体がとても軽いのでコンセントにさしてある
電源ケーブルが落下の抑制効果を発揮すると考えています。
posted by DIY建築士 at 11:43| Comment(2) | TrackBack(0) | DIYで災害に対する備え | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月25日

地震保険を解約

先日の記事に書いた通り、地震保険は地震で大きく損壊しても
見舞金程度の支払い額であり、損壊が5%以下と判断されれば
全く支払われないことがわかりました。

運よく(?)支払われるとしても損害額は時価で計算されるため
火災保険金額の50%が上限で減価償却率をかけた額になります。

わが家の場合は先日取り付けた制振ダンパーによって
木構造部分の損傷可能性は非常に低くなるので
地震保険の意義はほぼゼロになりました。

よって次回の継続契約はしないことにしたのですが、
返金されるのあれば、今すぐ解約するのが合理的判断なので
13年以上掛けていた地震保険を解約しました。

地震保険は5年ごとに更新しており、前回の更新から3年7か月が
過ぎていますが残りの契約期間の掛け金が約2万円返金されました。

不動産業では建物の資産価値は築20年で評価0とされています。
実際には築15年でほぼ0に近く評価されているのが実態です。
保険会社が建物を時価で減額する計算式は確認していませんが、
不動産評価の実態から大きく乖離することはないと思います。

これは自動車の車両保険と同様で、
古い車だとその中古車の流通価格以上の修理費用は
支払われないのと同じイメージです。
しかも住宅の地震保険は多少の壊れ方では一切支払われません。

ただし地盤が弱いとか基礎が布基礎などで強度に不安のある
住宅では制振装置を付けても地震保険の意義があります。
建物の軸組み構造が損傷を受けなくても基礎が割れたり
傾いたりする可能性があるからです。

また地震保険の家財保険は損害に対する支払い判断は緩いようなので
地震保険に加入するのであれば家財保険も合わせて加入すべきです。
建物より家財の方が支払保険金の大きいケースもあります。
posted by DIY建築士 at 22:22| Comment(0) | TrackBack(0) | DIYで災害に対する備え | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月08日

地震保険は見舞金特約と理解

地震保険について検索していると、築10年以上過ぎた住宅では
もはや不要であると判断するに足りる情報がいろいろと出てきました。

(AERA 2011.4.4.)
地震保険は全損でも現在の時価ベース(再建築価格ではない)の50%が
保険金上限です。傾いただけなら大半は「半損」や「一部損」。
前者は上限50%の保険金の更に半分、後者ならその5%です。
地盤液状化で、地震保険は頼りになりません。

(inswatch 2011.4.11.号)
日本損害保険協会の常務理事による投稿文です。

「地震保険という保険について、改めて考えてみた。
通常、地震保険は、家と家財の損害について保険金を支払う保険であると説明される。
そして、あまりにも大きなリスクであるため…
火災保険の保険金額の一定割合(最大50%)までしか
保険を提供できないと理解されている。
地震保険を物保険に位置づける限り、これは正しい説明なのだが、
本当は、この保険は、物保険ではなく費用保険と考えるべきなのだ。
地震保険法では『地震等による被災者の生活の安定に寄与することを目的とする』と
されており、家の建て替えや家財の再購入のための保険とは記していない。
地震によって、人々は家や家財を失うが、併せて、家族を亡くし、失業し、
今回の津波では多くが自動車を失った。
このような状態から少しでも早く生活を安定させるための当座の資金を
賄うことこそが地震保険の本来の役割なのである。
…そもそも地震に伴う生活安定資金こそが『保険の目的』であるからである。
…(そういう)構造になっていると理解すべきなのである。」 (ここまでが投稿文)

要するに、地震保険は再建築の役に立たない保険であり、
生活支援目的の見舞金特約の役割です。

それを再建築資金となる保険金が支払われると思っていたなら、
理解せずに保険料を払い続けた契約者の勘違いということです。

私も十分な理解がないまま、この特約みたいな地震保険に
15年分で36万円も支払ってきましたが次回の継続契約はしないことにしました。

新築後すぐに地震で全損すれば地震保険の加入に意味が見いだせますが
現在の新築住宅が地震で全損になるには相当な手抜き工事が必要です。
中途半端な手抜きではおそらく半壊程度で収まってしまいます。

築10年程度経てば、雨漏りによる腐朽やシロアリ被害で
木構造部分の強度が落ちた場合に半壊や全壊の可能性が大きくなりますが、
その時の保険金が時価で計算されるのであれば驚くほど小さい金額になるはずです。
そして築20年での時価では・・・?
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2013年10月07日

制振ダンパーの追加設置

DIY制振ダンパーを追加で8本設置しました。
追加といっても本来は最も理想的な位置です。

最も取り付けに適した場所は1階の天井内部の梁と柱の接合部分に12本で
制振ダンパーを販売している各メーカーの説明でもほぼ共通しています。

この部分に設置するには構造部材が見えている建築中でなければできません。
建築後では壁と天井を一部開かねばならずDIYでは困難です。

よって、わが家の場合は建築後でも壁などを壊さずにアクセスできる部分、
具体的には地下室と小屋裏の構造部分に14本を設置してきました。

しかし、考えもしていなかった機会に恵まれました。
このたびの外壁のリコールによって工事中に一部の断熱材まで
剥がすことになり、工事の施工方法の説明を聞いている途中で、
「これはチャンス!」と思いました。

断熱材を剥がすなら、そこには構造材が見える状態になります。
気密シートを切らなければなりませんが、
再度防水テープでキッチリと塞げば問題はありません。

P1170714.JPGこんなチャンスは2度とないので、
工事の途中に自分で取り付けをさせてもらいました。
作業は足場があるので小屋裏などに比べると楽でした。

最も優先される取り付け位置は建物の4隅ですが、
その部分は筋交いが入っているため、
その内側に取り付けました。
東西南北のそれぞれの壁面に2本ずつの設置です。

P1170728a.JPG建物全体では22本の設置となり、過剰とも思えますが
場所を分散して取り付けているのでマイナス面はなく
制振性能はさらに向上します。

これで震度7の地震が来ても倒壊の心配はなくなり
揺さぶりによる接合部の破壊からも高い確率で守られます。

そうなると地震保険が支払われる対象から
ほぼ外れてしまうので次回の更新はせずに
地震保険はやめてしまおうかと考えています。

地震保険は主要構造部の損害額で支払われる保険金の額が決まります。
主要構造部の損害額が20%未満だと保険金は5%が限度です。
その5%という数字も火災保険額の1/2の5%であり、
しかも時価(減価償却後の額)の場合もあります。

さらに、1回の地震等における損害保険会社全社の
支払保険金総額が6兆2,000億円(平成24年4月現在)を超える場合、
算出された支払保険金総額に対する6兆2,000億円の割合によって
削減される場合があります。

地震保険は火災保険とは大きく異なり、
自宅が大震災に見舞われても保険金での再建や修理は不可能なうえ
中途半端な損害では保険金は出ないか、少額しか支払われません。
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2013年07月09日

DIY制振ダンパー説明書

P1170047.JPGDIYで制振ダンパーを取り付ける際の
説明書を作成しました。

ご自分で取り付けを検討される方は
目を通していただけると幸いです。

新築時やリフォームの際に取り付ける場合は、
工務店の担当者に印刷した説明書をお渡し下さい。

DIY制振ダンパー説明書2014-2.pdf

購入方法や価格についても記載してあります。
価格は部品価格の変動等により予告なく改定します。
posted by DIY建築士 at 11:34| Comment(0) | TrackBack(0) | DIYで災害に対する備え | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月18日

耐震改修にもダンパー設置

耐震性が低い建物に制振ダンパーを数多く取り付けることで
制振性能とともに耐震性を向上させて耐震改修とした施工例があります。

それは栃木県の日光にある築80年の木造3階建ての旅館で、
2011年の東日本大震災の直前にダンパーを72本の取り付け工事をしており、
地震の被害は皆無だったとのことです。
その建物は1階と2階に大広間があり耐力壁を入れられない構造の建築物でした。
このような場合は従来の建築基準法に沿った対処は困難です。

栃木県のWEBサイトで当時の被害状況を確認すると
日光市の揺れは震度5強
一部損壊が日光市内で538棟
半壊は7棟、全壊はなかった模様です。
これは住宅に限定したデータで施設等は含まれていません。

http://www.pref.tochigi.lg.jp/kinkyu/higaihinan.html 栃木県
http://www.chihiro.co.jp/reform/index.html ダンパー施工例

この状況の中で耐震性の不足していた建物を無傷で済ませた
ダンパーの役割は期待以上に大きかったのではないかと思います。

これを見て耐震改修にも有効であることがわかりました。
耐震改修の場合は 耐震性+制振性 で一石二鳥の効果になります。
posted by DIY建築士 at 06:28| Comment(0) | TrackBack(0) | DIYで災害に対する備え | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする