2020年06月09日

住設機器の耐久性 給水設備

2020-06-09_09h53_16.jpg新築後入居してから20年が経過しました。
この20年間で住設機器のなにが壊れ、
何が壊れなかったのかをまとめてみました。

給水設備はトラブルがありました。
量水器(メーター)から建物内までは
凍結防止のため1m以上の深度で埋設配管しており
給水管の素材にステンレス素材を使用しました。
住宅内の配管は全てポリ管配管です。

埋設部分のステンレス管は経年劣化について
全く心配ないと考えていましたが落とし穴がありました。

それは継ぎ手です。
ステンレス給水管には何の問題も発生しませんでしたが
配管上必要な継ぎ手の1個が13年で腐食して水漏れが起こりました。
管と同じステンレス素材だったのに予想外でした。

原因は単なる不良品か鋳造製法による品質管理の
限界だったのではないかと思いますが、
メーカーはいずれも認めませんでした。

対処としては全ての継ぎ手を交換しました。
同じメーカーの製品では再発の可能性があるので
別のメーカーで鍛造性の継ぎ手にしました。
ステンレス給水管の落とし穴

その後は毎月一回量水器で漏水チェックをしており
全く問題はありません。
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2020年05月28日

住設機器の耐久性 ガス設備

P1150278.JPG新築後入居してから20年が経過しました。
この20年間で住設機器のなにが壊れ、
何が壊れなかったのかをまとめてみました。

別荘地なのでガスはプロパン(LPガス)です。
プロパンガス設備も不具合を起こすことも
壊れることなく20年が経過しました。

ガスの利用はキッチンのみです。
ボンベからコンロまでのガス管は
ステンレス製なので経年劣化の心配は不要です。

ガスボンベやメーターは貸与品であり
定期的に交換されるので維持管理の対処は不要です。

2018年に台風で2日間にわたる停電を経験しましたが
そういうときでもプロパンガスは支障なく使えます。
電力はレジャー用のエンジン発電機で乗り切りました。
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2020年05月25日

住設機器の耐久性 照明設備

P1230820.JPG新築後入居してから20年が経過しました。
この20年間で住設機器のなにが壊れ、
何が壊れなかったのかをまとめてみました。

照明設備で壊れたものはありません。

P1040241.JPG電球に関しては入居当初は白熱電球と
蛍光灯照明だったので電球の球切れは
数個ありましたが、2010年ごろからLED化を進め
現在はほぼ全ての照明器具をLED化しています。

おもな照明はダウンライト(E26)と
ハロゲンランプ(E11)で器具はそのままで
電球を全てLEDに換えました。

これにより電気料金が大きく下がるだけでなく
契約アンペアも下げることができました。
現在は30A契約でエアコン使用時も支障ありません。

照明設備の耐久性としては40年は持つと考えていいと思います。
ただし電球を交換できないLED照明器具を設置した場合は
20年も持たずに交換工事の必要が発生すると思います。
その場合は業者による工事が必要になるので照明器具選びは
シンプルに電球を交換できるタイプをお勧めします。

暮らしの照明設計
posted by DIY建築士 at 16:58| Comment(0) | 暮らし工学研究所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月22日

住設機器の耐久性 浄化槽

P8150006.JPG新築後入居してから20年が経過しました。
この20年間で住設機器のなにが壊れ、
何が壊れなかったのかをまとめてみました。

浄化槽設備
送気用のポンプのダイヤフラムは経年劣化で
破れるのでDIYで交換していましたが、
11年で騒音が大きくなったので
ポンプ本体を交換をしました。

省エネでポンプを間欠運転をしていたことから
P1210284.JPG送風量(80リットル/分)を小さなものに換えても
支障ないと考え、小さいタイプ(60リットル/分)に
換えています。(本体サイズは同じ)
このメリットは大きかったです。
合併浄化槽の省エネ進化(2011年)

その他にはトラブルなどなく保守点検業者の
保守点検費用と清掃費用以外はかかっていません。
なお法定点検で一度だけ浄化槽協会に点検費用の支払いをしました。
DIYで浄化槽の省エネ
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2020年05月18日

住設機器の耐久性 トイレ

P1190366.JPG新築後入居してから20年が経過しました。
この20年間で住設機器のなにが壊れ、
何が壊れなかったのかをまとめてみました。

トイレと洗面台

トイレ機器
トイレは来客用を含めて3か所で設計しました。

便器は安価なタンク式です。
20年が経過して故障も水漏れもなく、
現時点では修理費用はゼロのままです。

タンクの洗浄水を節水するためにフロートの
位置を下げる調整のみ行っています。
トイレ洗浄水の節水(2011年)

トイレ洗浄便座は入居時にDIYで取り付けました。
全てのトイレは同じ仕様なので洗浄便座も同じもの。

INAX(現LIXIL)の製品で便器に対応した形状と色です。
機能は便座暖房と温水洗浄のみです。(型番CW-210)
乾燥機能や脱臭機能のない低価格モデルです。
価格は当時の家電量販店で44000円でした。
現在は同等品がAmazonで18000円程度です。

何のメンテナンスもなく20年が経過しましたが
3台ともに正常に機能しています。

ただし使っている機能は温水洗浄機能だけで
便座暖房については節電のため便座カバーを
使用したことで使っていません。

入居後数年は来客用トイレは全く使わなかったのですが
使わないと便器の水の線の跡とかで逆に汚れが溜まるので
現在は均等に使っており、トイレ掃除は隔週で月2回しています。

P1250624.JPG洗面台
標準仕様のヤマハの洗面台(60p幅)です。
これは洗面の上の部分が安っぽい感じだったので
10年が経過した時点で上部ユニットを撤去して
無印良品のミラーと棚を取り付けました。

また混合栓のハンドル部分は手の甲で操作できるように
レバーハンドルに交換しています。
シャワーノズル周辺の樹脂部分に割れが発生しているので
数年後には洗面台ユニットの交換を予定しています。

ということで、20年で壊れたものはありませんでした。
posted by DIY建築士 at 11:32| Comment(0) | 暮らし工学研究所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月16日

住設機器の耐久性 常時換気

P1080418.JPG新築後入居してから20年が経過しました。
この20年間で住設機器のなにが壊れ、
何が壊れなかったのかをまとめてみました。

24時間換気機器
アルデというシステムを利用しています。
これはモーターファンで強制排気(キッチン浴室トイレ)を
行うシステムで負圧となる建物内(居室)に外気が引き込まれます。
排気のみをファンで行う第3種換気方式といわれています。
アルデ(ARUDE)計画換気

20年が経過しても全く故障の兆候もなく運転中です。
清掃等のメンテナンスはしていますが、フィルターの
交換などはしていないので費用は全く発生していません。
 
突然故障してもモーターを交換するだけなので
壊れるまで使用を継続する予定です。
モーターはドイツ製です。

わが家でのメンテナンスについては以下を参照ください。
24時間換気システム

posted by DIY建築士 at 18:23| Comment(2) | 暮らし工学研究所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月12日

住設機器の耐久性 キッチン

P1350777.JPG新築後入居してから20年が経過しました。
この20年間で住設機器のなにが壊れ、
何が壊れなかったのかをまとめてみました。

キッチン機器
 サンウエーブのシステムキッチンを採用しており
 20年が経過して大きな費用を要する故障や不具合は起きていません。

ガスコンロ
 作動に関しては全く問題なく使用中です。
 コンベクションオーブンも問題なく作動しています。
 
 ただし14年目でコンロの1口にガスの微小漏れが起きました。
 バルブ周辺からの漏れですが検討の結果、放置で問題ありません。
 発覚したのはLPガスのメーターによる検知です。
 漏れのレベルが余りにも微小なので修理は不要と判断しました。
 LPガス 微小もれで使用継続(2013年)

 なお、コンロのツマミについてシャフトへの嵌合部分が
 強度不足で割れが発生しましたが、無償で交換品を
 送ってもらえたので実質的には支障なしです。
   
レンジファン
 15年目にファンのモーターが異音を出したので、
 DIYでベアリングを交換して復旧しています。
 ちょっと面倒でしたが部品代は数百円です。
 レンジファンから異音(2014年)

 同時吸排のレンジファンのシャッターが作動しなくなりましたが
 外壁の排気口にDIYでシャッターを取り付け解消しました。
 同時吸排のダダ洩れ発見(2018年)

レバー混合水栓
 17年目でレバー操作が非常に重くなる事態になり
 混合バルブのカートリッジ交換をしかけましたが、
 交換修理中に調整で回復できることがわかり復旧しました。
 その結果20年の継続使用でも快適に利用できています。
 固いシングルレバーの直し方(2016年)
 
システムキッチン収納
 収納の扉やスライド引き出しは数回の微調整を行っていますが
 現在まで全く支障はありません。
 なお、スライドレールにベルハンマーを塗布しています。
 これはお勧めで、操作に高級感が出ます。

以上のようにキッチン設備は20年の経過では大きな問題はなく
古びた感じも特にないのでリフォーム等の予定はありません。

奥さんに、ガスコンロを新しく交換しようかと
打診したところ現状で全く問題ないと却下されました。
posted by DIY建築士 at 09:52| Comment(0) | 暮らし工学研究所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月07日

住設機器の耐久性 給湯機器

P1050916.JPG新築後入居してから20年が経過し、
この20年間で住設機器のなにが壊れ、
何が壊れなかったのかをまとめてみました。

給湯機器としては石油給湯器1台で
キッチンの給湯と風呂のシャワーと湯はり、
その他には洗面台2か所・スロットシンク1か所と
全部で5か所に温水配管を設置して使用してきました。
(今年1月からは洗濯機を温水配管に変更して追加)

実際の利用頻度としては、洗濯機を除けば
キッチンとバスルームで99%だと思います。
その他の箇所はメンテナンス的にたまの通水のみ。

新築時に設置した石油給湯器は11年目で壊れました。
それまでにトラブルは一切なし。

状況は兆候としてシャワー中に湯温の変動が発生し、
放置していたら煙突からの黒い煙で異常燃焼。
石油給湯器 11年で寿命?(2011年9月)

この煙で最寄りの販売店に連絡したところ
メーカーのサービス担当者が来られて点検後、
修理費用は10万円でその後もあちこち壊れていくと
言われたので、DIYで新品に交換しました。
DIYで給湯器交換(2011年)

なお、故障時の点検サービスは無料だと思ってました。
連絡時も点検時も費用に関する説明が全くなかったので。

しかし後日、最寄りの販売店から修理か交換かの電話連絡があり、
依頼しない旨を伝えたら、出張点検時の費用3675円を請求されました。

そういうシステムなのか・・・。
修理か交換工事を依頼していればすれば
メーカーからの出張費用を料金に乗せるのか?

これは事前説明なしでおかしいなと思いましたがか
交渉するやり取りが面倒なので支払いました。
今後は壊れても住設業者は呼びません。

DIYで交換設置した石油給湯器、
これは15年以上持つのではと期待しています。
posted by DIY建築士 at 10:47| Comment(5) | 暮らし工学研究所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月03日

住設機器の耐久性 冷暖房

P1350780.JPG新築後入居してから20年が経過しました。
この20年間で住設機器のどれが壊れ、
何が壊れなかったのかをまとめてみました。

暖房設備は床暖房のみです。
設置費用は約150万円(床材は含まず)。
灯油ボイラーで温水を循環させるタイプで
温水パイプの素材は樹脂パイプ(ポリブデン管)です。

施工面積はほぼ全館で玄関も廊下もトイレも洗面も床暖房です。
2階の和室のみ必要性が低いと判断して施工していません。
無垢板の床暖房(2008年4月)

壊れることが前提の設備は灯油ボイラーでしたが
20年経過しても正常に運転しています。
(ボイラーの交換費用は15万円を予定)

床暖ボイラーのこれまでの故障歴は、設置7年目に
圧送ポンプの樹脂のケーシングが変形して温水循環液が
ボイラー下部からポタポタと滲むようになり
ケーシング部品の交換をしています。
このときは業者に依頼しており13000円ほどかかりました。

その後の故障は電磁ポンプからの灯油漏れ。
これはDIYで内部のOリングを交換するだけで
修理できたので材料代としては数百円です。

ただし、サイズ不明のため多種のOリングセットを
購入したうえ予備材料として銅管やパイプカッターに
フレア工具などを購入したため1万円ほど使いました。
床暖房ボイラーから灯油漏れ!(2016年11月)

その翌月に電磁ポンプ内のOリングの劣化により
ポンプの作動音が異常となりOリングの再交換で修復。
ボイラーの電磁ポンプがうるさい(2016年12月)

このときのOリング交換後はトラブルなく2年半が経過、
そして再び電磁ポンプから灯油のにじみが発生しましたが
Oリングの交換と銅パイプの再フレア加工で修復。
床暖房ボイラー 灯油の滲み(2019年5月)

その後はノントラブルで現在に至ってます。

なお、温水となる循環液の交換については
一度も交換せずに20年が経過しました。
床暖房の循環液は交換せず(2015年6月)

床暖房設備は、10年以上経過するとポンプの故障だけで
ボイラー本体を交換されているのが実情のようですが
本当の寿命としては相当長いのではと思います。

ボイラー本体のメーカーはコロナ社です。
現機種の耐久性と信頼性から判断して
次回もコロナの新型モデルに決めています。
循環モーターがDC化されており消費電力が激減されます。

なおメンテナンス(修理)が必要になった電磁ポンプの
製造メーカーは日本コントロール工業です。
コロナ社の製品ではありません。
このメーカーは直販しないのでポンプの入手は
かなりコスト高になります。
ポンプから灯油が漏れたらOリングを交換しましょう。

P1170798.JPG冷房設備(エアコン)
息子の受験勉強に支障が出ないように
入居後14年目にDIYで設置しました。
費用は工事費を含めて約6万円。
木造8畳用のエアコン1台で全館冷房ができました。
設置後はノントラブルで7年が経過しています。
DIYでエアコン設置

(以下は後日につづく)

給湯機器
キッチン機器
空調機器
洗面トイレ機器
浄化槽設備
posted by DIY建築士 at 15:23| Comment(0) | 暮らし工学研究所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月03日

消火器を見直す

P1300400.JPG新築当初から家庭用消火器は設置していました。
気づくと使用期限がとっくに過ぎています。

買い替えなければいけないと考えていましたが
この家庭用消火器、粉末消火器なんです。

もしこれを使ってしまった場合、
周辺の後片付けが大変なことになることに気づき
P1330289.JPG単なる買い替えは保留にして、ちょっと調べてみました

よく考えたら、初期消火のためだから
粉末消火器でなく水を散布するスプレー缶で十分。

それを一階と二階それぞれに設置することにしました。

スプレー缶式の消火器はリーズナブルです。
P1330288.JPGホームセンターで一本1000円もしません。
これを各階に置く方が防災対策としてはプラスです。
使用期限は3年ですが、実際にはもっと持つはず。
その時が来たらまた考えようかと思います。

とりあえず、奥さんとともにキッチン火災を想定した
消防訓練を実施、デッキの散水ホースの利用も想定。

古い消火器は廃棄の仕方が問題。
自治体のルールを調べてみようと思います。
posted by DIY建築士 at 12:08| Comment(0) | 暮らし工学研究所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月24日

建物のリスク管理

P1240838.JPG住宅の災害リスクへの対策で優先的に
取り組むべきは地震対策、劣化対策、防火対策。

被災したケースでよく聞かれるのは

これが倒れるとは思わなかったという想定不足
こんな状態になっているとは知らなかったという管理放棄
これが火災原因になるとは思わなかったという知識不足

これらの対策を取っておけば大きな安心感を得られます。

地震対策では、腰高より高さのある家具や家電は
全て倒れるものとして対策しておけば被害は最小限になります。

防火対策は暖房器具だけでなく、あらゆる電気製品やIT機器、
通電しているものは発火の危険性を考慮しておくこと。
できれば電気製品を増やさないこと。

特に24時間通電されるものの周囲には火災報知器を
設置することで被害を最小限に抑えられます。

劣化対策としては状態を知ること。
木造住宅の場合、構造的強度に影響を及ぼす劣化は
構造材の腐朽であり、原因は湿気の異常上昇です。

床下や壁内、屋根裏で上昇していく湿度を
気付かずに放置した結果、耐震強度が失なわれます。

場合によっては、室内側に発生したカビや染み、
カビ臭などで気付くことになります。
最低でも年に1回は目視点検すべきです。

そうなる前に気付いて対策をとれば、
カビ臭で不快になることもなく、
カビを駆除する必要もなく、
構造材を腐朽させることもありません。

耐震強度を損なう劣化がなければ、
リフォーム工事に至ることなく安心して暮らせます。

状態を知っておくことが最初の対策です。

具体的には、床下と屋根裏にワイヤレス温湿度計を
設置してリビングなどの見やすい場所でモニターします。

異常がないことを日々確認できれば不安から解放されます。
posted by DIY建築士 at 11:48| Comment(0) | 暮らし工学研究所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月11日

900Wの発電機で暮らす対策

P1320335.JPG台風24号による停電で二日間にわたる
発電機生活を体験することになりました。

発電機を使用する最優先の電気製品は冷蔵庫。
冷凍食品の維持が最優先でした。

今回の経験により、発電機を連続使用することなく
2時間の通電後1時間半の停止を繰り返せば冷凍食品を
維持できることがわかりました。
発電機の運転モードはアイドリング程度のエコモード(省燃費)。
回転数が上がることなく冷蔵庫は作動していました。

この運転間隔でマイナス20℃からマイナス10℃を維持します。
ただし就寝時は発電機を7時間停止したのでマイナス5度まで上昇します。
夜間はエンジン音が気になるので温度上昇を許容しました。

この体験によって新たに分かったのは
住宅内の配電盤の回路の詳細です。

キッチンのブレーカー回路に接続した発電機の電流は
キッチンだけでなくガレージと地下室にも流れている
(同じ回路)ことがわかりました。

これにより停電時でも発電機をつなぐことで使える機器が
生活インフラを広くカバーしていることが判明。

キッチン部分では冷蔵庫・天井照明(LED)・ ガスコンロ、
ガスオーブン・レンジファン・コンセントが全て使えます。
ダイニングテーブルの照明も使えるので夕食の食卓も通常通り。

また、地下室のコンセントも同一回路だったことで
地下の食品庫の照明も使えたので不自由せずにアクセスできました。

さらにガレージのコンセントにも通電されていることで
石油給湯器のボイラー、石油床暖房のボイラーも利用できます。

これらの機器を全てつなぎっぱなしでも900Wの発電機が
過負荷状態で停止することなく持ちこたえそうなことがわかりました。
実際には全ての同時使用になることはないと思います。

発電機使用時に気になったのがガレージに
出入りする時にセンサーライトが点灯すること。
このセンサーライトの電球の消費電力が100Wであり
900Wの発電機に対して照明で100Wは負荷が大きすぎです。
場合によってはこのライトの点灯による負荷で
P1320352.JPG発電機が停止する可能性があります。

そこで、このセンサーライトの照明部分を
改造してLED電球(6W)仕様にしました。
これで発電機使用時に点灯しても安心です。

でもよく考えたら、給湯ボイラーや床暖ボイラーの
コンセントを繋ぎ変えることなく発電機で給電可能と
わかったのでガレージに出入りすること自体がほぼなくなります。
posted by DIY建築士 at 18:18| Comment(0) | 暮らし工学研究所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月04日

停電で自家発電システム確立

P1320335.JPG台風24号は自分史上最大級だった気がします。
自宅建物への被害はありませんでしたが
敷地内で倒木が1本、傾いた木が1本ありました。

想定はしていたけど困ったのは停電。

日曜日の23時台にベッドで停電に気づき
そのまま火曜日の17時前まで停電のままでした。

停電で心配するのは冷蔵庫。
月曜日の朝の時点で冷蔵庫の温度を確認。
アイスクリーム庫の温度は−4℃。
かなり柔らかくなっていました。
メインの冷凍室はそこまで温度上昇していない模様で
冷凍ご飯や魚などはカチカチのまま。

とりあえずエンジン発電機で電源を復旧。

冷蔵庫は通電されれば温度の回復は意外と早く
1時間程度でマイナス10℃まで下がり(強運転)
2時間程度でマイナス20℃まで下がったので
そこで発電機を一度停止しました。

停止すると1時間半ほどでマイナス10℃まで上昇するので
再度2時間通電するを繰り返して庫内温度を維持しました。

今回の冷蔵庫の温度確認で停電時の発電スケジュールが確立。
2時間運転後1時間半の停止を繰り返せば冷凍温度を維持可能。
発電中には端末の充電やシャワー入浴を済ませる。

P1320333.JPG発電機からの給電は住宅設備のコンセントを
経由させて各設備に通電しました。
配電盤のアンペアブレーカーを切断しておけば
独立回路として建物内の電源に利用できます。

そのためにはコンセントへの電源入力用に
両端のプラグがオスの接続コードが必要で
VVFケーブル(1.6o)で作ると安心です。
P1320332.JPG
わが家の場合はキッチンのブレーカー回路に
浄化槽用の外部コンセントも接続されていました。

よって、浄化槽の外部コンセントに発電機の電源を
投入すればキッチンに通電されることになります。

ドアや窓から電源ケーブルを引き込む必要がないので
真冬でも隙間風の影響を受けずに給電可能です。

キッチンの回路に通電すると、冷蔵庫、ガスレンジ扇、
キッチンダイニングの天井照明、キッチンの各コンセントが使えます。

これだけ使えれば、夜間でも食事の準備などには不自由しません。
ただし電子レンジは起動しなかったので冷凍ご飯の解凍加熱は
圧力鍋で蒸すことで対処しました。

コンセントへの電源供給は住宅設計時には全く意識していなかったので
既存の回路設計で都合良く使えることがわかりラッキーでしたが、
停電時の外部電源の利用は回路設計に取り入れる必要性を感じます。

石油給湯器はガレージにあるため発電機から直接給電することで
浴室シャワー、キッチン給湯が支障なく行えました。

P1320339.JPG発電機は原則エコモードでの運転です。
エンジンの回転数がアイドリングのように下がり、
負荷に応じて回転数をコントロールします。

このモードだと燃費がよく、ガソリン400CCで
2時間20分程度運転します。
満タン(2.5リットル)給油なら14時間以上です。
これはほぼ冷蔵庫だけを運転させている条件です。

なお発電周波数は50と60で切り替えられますが、
使用する家電品がヘルツフリーであれば
50Hzにしておくほうが燃費は良くなるはずです。

P1320341.JPG停電がいつ復旧するか不明なうえ、連続運転の必要も
なかったのでアルミ缶1本分の給油で2時間程度で
ガス欠停止させることで運転時間を管理しました。

就寝時だけは20時30分から約2時間運転させて終了。
翌朝6時でアイスクリーム庫はマイナス5℃でした。

停電2日目には洗濯物が溜まるのを危惧して、試しに
発電機の電源に繋いでみたら正常に使うことができました。
大きなモーターを駆動するから起動しないかと
思っていましたが意外と大丈夫でした。
ただし洗濯機使用時だけはエコモードをオフにしました。

使用した発電機は、ヤマハ発動機のEF900iSで
定格出力は0.9kVA(900W)です。
posted by DIY建築士 at 09:54| Comment(7) | 暮らし工学研究所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月25日

住宅機器の選び方で100万円

P1260316.JPG家電品や住宅設備機器の購入時に
気をつけなければいけないのは
最新モデルを選択しないことです。

建築業者や工務店に設備業者、
家電販売店などの説明は鵜呑みにしないこと。

最新モデルにメリットを感じるのであれば、
ネット情報で購入者の評価や不満を確認した上で検討すべきです。
(確認すれば、ほぼ採用をやめることになります。)

数十年も前から普及している製品は、
最新モデルでなくてもほぼ完成の域に入っており
省エネ効率、故障率などの心配は不要です。

最新モデルは付加された機能がリスクになります。
追加された機能が原因で故障の可能性が高くなり、
寿命が短くなる傾向があります。

結局は余計なコストを負担した上に余計な
メンテナンスコストがかかります。
DIYで直せなくなるリスクも大きくなります。

高機能化で追加されても使わない機能はそもそも不要です。

「あったら便利かも」という機能は
とりあえずはなくていいということ。
なきゃ困ると思った機能でさえ見直すくらいの
考え方があっていいと思います。

ですから、便利な機能に飛びつくことなく
まずは必要な機能かどうかの判断が必要で
迷った場合は不要と判断するのがほぼ正解です。

高機能製品を選択したが故のマイナス点を
避けるのが長期耐久製品の選択では重要です。

具体的には以下の機器や設備です。
エアコン 洗濯機 冷蔵庫 電子レンジ 給湯器 トイレ便器 
そして24時間換気システム。

すべての機器で普及価格製品と高機能新製品でそれぞれ
選択したとすると差額は軽く100万円を超えます。
  
この100万円を多く負担しても100万円に値する
利便性も節約効果も長期耐久性も得られません。
普及品を採用した場合のそれとほぼ同じです。

さらに故障やトラブルが発生すれば、高機能で高額な
設備ほど修理だけでなくメンテナンスも高額になります。

住宅建築後に100万円が設備メンテナンス費として
預金残高にあれば相当な安心感と自由度が手に入ります。

また住宅ローンにこの100万円に組み込むのであれば
金利を含めると2年程度の返済期間に相当します。
posted by DIY建築士 at 14:59| Comment(0) | 暮らし工学研究所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月10日

スマートホームは必要か?

P1290764.JPG住宅のスマートホーム化は未来的で
便利に思えますが、ハウスメーカーの広告を
鵜呑みにして安易に採用すべきではありません。

住宅業界はHEMSで失敗しています。

HEMSの失敗には2つの原因があると言われています。
一つはメーカー各社のHEMS機器の通信規格に互換性がなく、
後から作られた相互接続規格はライセンス料が高かったこと。
そして、HEMSをどう活用するのかという目的が見えないことです。

スマートハウス化したければ後付けで十分できます。
AmazonやAppleにGoogleの音声認識スピーカーの利用です。
スマートスピーカーと呼ばれる製品で、自動化させたい機器の
必要性やコストも自分で個別に判断できます。

後付けできるので築40年の住宅でもスマートハウス化は可能です。
住宅業界のスマートハウス化はこれらにどんどん飲み込まれると思います。

新築時に組み込む必要はなく、暮らしながら必要な機能を
判断しながら採用すればいいということです。
posted by DIY建築士 at 18:12| Comment(0) | 暮らし工学研究所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月25日

暮らし工学とは

P1240674.JPG住宅の設計や維持管理にとどまらず、クルマや
パソコンの維持管理、そして子育てから教育関連に
食や健康に関する情報など、暮らしに関する知識は
幅広く情報検索ができるようになりました。

それでも一般的な情報だけで判断していると
もったいないことをしていることが少なくありません。

一般的になっているけど、ほんとうは無駄だったり不要なこと、
専門知識や技術が必要だと思っていたけど、思い切って
やってみれば自分でできてしまうこと。

一般的に報じられていることこそ疑わなければいけない。
マスコミや広告を観察するとよくわかります。

ネット検索でも、本当に必要な情報がトップページには現れず
検索に苦労を要することがまだまだあります。

ほんとうに必要だった判断材料や具体例など、
そういった情報が積み重なって、実行に移せるようになれば
暮らしに対する意識とコストが加速度的に変わります。

常識や慣習にとらわれず、むしろ疑って調査して、
無駄な消費や作業、そして出費を削減する知識や技術を
「暮らし工学」として体系的に記事を追加したいと考えています。
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2017年05月30日

DIYで予想外のメリット

P1250261.JPG自宅を建てて以来、様々なことを
DIYで行ってきた中でわかったこと。

それは一般的に専門業者や販売店などに
依頼している技術的な作業の中には
品質の低いものがあるということ。

この品質というのは相対評価になってしまいますが
世界的には先進国のレベルかもしれないけど、本来は
もっとキチンとできるのに時間短縮のためやらないという感じ。

それを経験しているのは自動車整備業界と、住宅設備業界。
医療でもビジネスとしての顧客になっていたのを経験。

業者や専門店の優先事項は利益なので、
可能な限り時間や部材や人件費をかけずに終わらせる、
または売り上げの増加を狙って長引かせることがあります。

利益を追及するのが営利企業の目的だから仕方ありません。
業者の利益と依頼者の利益は相反するのが宿命。

自動車整備業者に車検に出したらフロントブレーキが
おかしくなるといった最低限以下の作業も経験しました。
ブレーキが片効きして踏むたびにハンドルが取られました。

エアコンの設置でもネット検索でいい加減な施工業者の施工例を知り、
実際に街を歩いて観察するとやっぱりいい加減な施工をよく見ます。

DIYでエアコン設置したことで、工事で十分に時間をかけないと
十分と思える品質の施工は出来ないことを実感しました。

エコキュート設置工事ではいい加減な設置工事によって
大きな地震で貯湯タンクがバタバタ倒壊しています。

一般的にはあらゆることに専門業者が存在しますが
依頼者がその業務や施工品質を判断する知識を持っていません。
自分でできないことを依頼しているから当然です。

しかし今はちょっとネット検索すれば様々なことがわかります。
これは20年前にはなかった環境です。
調べようと思えば、自宅に居ながらにして
何でも詳しく解説された動画も見ることができます。
これはインターネットが普及したからに他なりません。

自分でできるようになれば、経済的なメリットだけでなく
維持管理や更新に対する判断など、様々なメリットが見えてきます。

自分でできない作業でも工事品質のレベルを確認することは可能です。
作業に立ち会うことで信頼に値する業者であると確認できたこともありました。

業者に依頼するにしても、根拠なく信頼したりせずに確認だけでも
DIYでやってみると意識や暮らしの質はずいぶん変わると思います。
ことあるごとに業者に依頼するだけでは何もわかりません。
posted by DIY建築士 at 08:16| Comment(2) | TrackBack(0) | 暮らし工学研究所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする